2025/6/28 15:50

『ワンルーム賃貸』狭いキッチン下、片付ける順番は

感動

整理収納アドバイザーの伊藤まきさんが、収納のやり方、散らかるお部屋を使いやすく生まれ変わらせる連載シリーズ【「お片付け」ビフォーアフター】。

第11回目の片付けモニターは、東京都港区・ワンルーム賃貸に暮らすSさん(38歳)です。収納が少なく狭い部屋でも、ホテルのようにスッキリ暮らしたいというリクエストに応えます。 前回は狭い「下駄箱」の収納力を増やしました。今回は、キッチン下の収納を直していきます。棚の奥行きが深くてうまく取り出せない問題を、「ダイソーの意外な商品」を使って片付けます。コンロ下、左扉の中になります。写真だけで、取りに出しにくさがわかりますよね。在庫も見えにくいので、散らかりやすくなります。シンク下の右側で使っていたニトリ「シンク下収納 伸縮ラック イータ」(2,490円、商品コード:8988167)を、コンロ側へ移動。空間を3段に仕切りました。

 横幅46〜74cmまで伸縮できるので、空間を最大限に使えます。100均のワイヤーネットで棚板の隙間をフォローしています。

 最下段には、ニトリの整理ボックス(右)と100均の取手付き収納ボックス(左)を置いています。

 100均の取手付き収納ボックスは手前と奥で2個使いました。奥行き55cmと空間が深いので、手前に「良く使うモノ」、奥に「あまり使わないモノ」と分けるのがおすすめです。取手付きのほか、キャスター付きのボックス(D26cmぐらい)を選んでも、取り出しやすいです。

シンク下、右扉です。ニトリの伸縮ラックを使っていましたが、排水管周りが使いにくそうです。この伸縮ラックは上記のとおり、左側に移動させます。新しく小さめの「シンク下ラック」を用意。排水管を避けて設置しました。

 ラックの最上段には軽めのものと、長い筒容器を収納。重たい調味料類は、最下段にまとめます。左の半透明のファイルボックスには、ボトルの調味料を入れて倒れないようにしています。ニトリのA4半透明ファイルボックスです。ファイルボックスのほか、ダイソー「ブリッジバスケット」とニトリ「ハコブNインボックス リビング」を使っています。調味料類を、コンロ脇に出しっぱなしにしたくないということで、ニトリ「ハコブNインボックス」にまとめました。重くなっても、片手で運びやすい持ちやすさと頑丈な作りがおすすめです。ダイソーの突っ張り棒グッズコーナーに置いてある「ブリッジバスケット(深型)」。突っ張り棒用ですが、単体で収納ケースとして使います。今回は、ビン容器を収納しています。

 特徴は、100均グッズのケースの中では37センチと奥行きが長めなこと。キャンドゥ、ワッツ、セリアで買える「ロングバスケット」と比較してみても、大きさと頑丈さがわかります。

 底面に100均のミニキャスターを付けると、より取り出しやすく、使いやすくなります。

キッチンの作業台には「モノを置きたくない」なら、扉裏もしっかり有効利用を。

 100均「剥がせる両面粘着ゲルテープ」で、排水溝ネットを収納したファイルを貼り付けました。これできれいに収納できますよ、とスーパーマーケットファンが報じた。

狭い「キッチン下」、片付ける順番をプロが解説! 伸縮ラックを使った収納ビフォーアフター実例 | スーパーマーケットファン狭い「キッチン下」、片付ける順番をプロが解説! 伸縮ラックを使った収納ビフォーアフター実例 | スーパーマーケットファン

編集者:いまトピ編集部