2025/7/1 15:20
【パワハラ疑惑】コメントを発表も「今回の騒動は時間の問題だった」か

J3リーグ・高知ユナイテッドSCは6月29日、秋田豊監督に対するパワーハラスメント疑惑を公表し、当面のあいだ監督を休養扱いとすることを発表したといい、クラブによると、選手およびスタッフから申し立てがあったことが事態の発端であるとのこと。
秋田氏は、1998年・2002年FIFAワールドカップに連続出場した元日本代表DFで、鹿島アントラーズ時代にはジーコ氏の薫陶を受けた名選手として知られる。現役引退後は京都サンガ、FC町田ゼルビアなどで監督を務め、2022年にはJ3・いわてグルージャ盛岡の社長にも就任。多彩な経歴を持つ人物だという。
24年シーズンからJ3に新規参入した高知は、実績豊富な秋田氏に白羽の矢を立て、チーム強化の要として招聘した経緯があり、実際、開幕からは順調な成績を挙げ、20クラブ中8位と健闘していたが、クラブ関係者や取材記者の間では「秋田監督の指導法は以前から荒っぽいと囁かれていた」という声もあり、今回の騒動は“時間の問題だった”との見方も出ている様子。
クラブは7月2日に緊急会見を実施し、現時点での状況と対応方針を説明する予定。また、事実関係の究明については、外部の第三者委員会に調査を委ねる方針を明らかにしているというが、秋田監督本人は「これまで指導に際し、ハラスメントを意識して行ってきたことはありません」とコメントを発表しており、意図的な行為ではなかったことを強調していると「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部