2025/7/2 14:03

ついに地上波放送『ロングランヒット映画』描写は極めて過激「絶対クレーム殺到するって」

映画

2023年11月に公開され、異例のロングランヒットを記録した劇場アニメ『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が、ついにフジテレビ系で7月12日に地上波初放送される。しかもノーカット。だが、発表されるや否やネット上では「本当に大丈夫?」という声が噴出している。

「ほんとゲ謎地上波大丈夫? 乙米さんとかモザイク入れていいのよ?」「おさよちゃんのあのシーン、絶対クレーム殺到するって!」など、Xには“地上波放送不安説”が続出。一体何がそんなに問題なのか。

『ゲ謎』こと『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は、水木しげるの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』の前日譚。昭和30年代の重苦しい空気感の中で、鬼太郎の父・目玉おやじの過去と、人間と妖怪の断絶を描く重厚なドラマだ。

だがその内容は、いわば「東映の皮をかぶったR指定作品」。惨劇シーン、家父長制への痛烈な批判、そして戦後日本の闇をえぐる展開が次々と視聴者を襲う。

特に話題となっているのは、ヒロイン・おさよの“あるシーン”。ネタバレは避けるが、その描写は極めて過激で、鑑賞後に「メンタルが削られた」という感想が相次いだほど。

とはいえ、近年の地上波映画放送は意外と過激な表現に寛容だという意見もある。

ネット上では「フジは『鬼の首がポンポン飛ぶアニメ』を普通に流してきたから大丈夫」という“信頼”の声も。 たしかに、『鬼滅の刃』の放送もそれなりにバイオレンスだった。

むしろ、『ゲ謎』の真価はグロ描写ではなく、現代に通じるテーマ性にある。戦後の家父長制、旧家制度、そして“見て見ぬふりをする日本人”への批判。それはまさに、テレビという“昭和の装置”で流されることに意味があるのかもしれない。

問題は、ゴールデン帯で流されることで「子どもが見るかもしれない」「説明できない」などの家庭内クレームが発生する可能性だ。

しかし、それはある意味で“闇”を描く『ゲ謎』にふさわしいリアクションとも言えるかもしれない。

はたして、2025年の夏の夜、どれほどの悲鳴がテレビの前で上がるのか。ノーカット放送を決断したフジテレビに、今こそ“目玉”の覚悟が問われていると週刊実話WEBは報じている。

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』地上波ノーカット放送に心配の声「ほんとに流して大丈夫?」/サマリー|週刊実話WEB『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』地上波ノーカット放送に心配の声「ほんとに流して大丈夫?」/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部