2025/7/3 13:14
『青いカレー』インパクトもさることながら、うまい

人里から離れた場所にある秘境駅は、駅構内や周辺に飲食店がない場合がほとんどだが、すべての秘境駅がそういうわけではなく、しかも隠れた名店があったりするという。
例えば山の中の鉄橋丸ごとが駅という、変わった造りの土佐北川駅(JR土讃線・高知県大豊町)の駅入口の国道沿いにある「駅前食堂」では、自家栽培の野菜や山菜などを使った手作りの田舎料理やおでんが人気だとのこと。
また、これまで何度も映像化された松本清張原作「砂の器」の舞台となった亀嵩駅(JR木次線・島根県奥出雲町)は中国山地の秘境駅だが、駅舎で営業する「扇屋そば」も観光客に大好評。奥出雲の天然水を使った手打ちそばは絶品で、わざわざ遠方からこれ目当てに食べに訪れる者も少なくないという。
極めつけは湖面に浮かぶような幻想的な景色が特徴の奥大井湖上駅(大井川鐵道井川線・静岡県川根本町)の駅前の「晴耕雨読 湖上駅cafe」。季節限定で金~月曜の変則営業ながら駅の立地を表現した「蒼い湖上カレー」(税込1200円)が青いカレーというインパクトもさることながらスパイスとココナッツミルクが利いて美味いと「アサ芸ビズ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部