【宣戦布告】訴訟を避けたフジテレビ「とんでもない爆弾」か

フジテレビが7月6日に放送した特別番組「検証 フジテレビ問題~反省と再生・改革~」。「あの人物」が登場しないことに首を傾げた視聴者はどのくらいいたのだろうか。
元タレントの中居正広氏と同局の元女性アナウンサーのトラブルに端を発した、一連の問題を検証するものだが、2人の仲を取り持ち、中居氏に頼まれて被害者への伝達係のごとき役割を果たした元編成幹部の証言VTRは流れなかったという。
「中居氏から呼び出しがあれば、最優先で中居氏の元に駆けつける。これまでの報道と合わせると、まるで『下僕』のような生活を送っていた。とはいえ、中居氏のおかげで出世を重ねたから、そうなるのも不思議はないですが」(フジテレビ関係者)
フジテレビはこの編成幹部に対し、4段階の降格と懲戒休職1カ月の処分を下しているが、発売中の「週刊文春」によると、この社内調査の過程で編成幹部は「納得できない結論が出たら会社を訴えます」と宣戦布告。7月4日の人事異動では「異動先に納得がいかない」と固辞し、現在は「人事局付」になっているとのこと。
訴訟沙汰になるのを避けるため、くだんの検証番組では編成幹部への取材は扱わないことを決定。さらに、ニューヨークにある子会社フジサンケイ・コミュニケーションズ・インターナショナルに、準備が整いしだい出向するといい、それにむけて、アメリカの就労ビザを申請中だという。
「訴訟を避けたということは、編成幹部はフジテレビにとっての『とんでもない爆弾』を持っているということになります。今後、フジテレビは中居氏に損害賠償を求めて訴訟を起こすと思われますが、編成幹部の国外出向は、中居氏の訴訟に中居氏側の証人として出廷させないためでは…」(芸能記者)
フジテレビの闇はかなり深そうだと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部