『巨人』入団か

１１日、元ＤｅＮＡの乙坂智（31）外野手が巨人の入団テストを受けるためにジャイアンツ球場に姿を見せた。イースタン・日本ハム戦の試合前練習で室内練習場に現れ、選手、球団関係者らにあいさつしたとのこと。この日から練習に参加し、首脳陣が走攻守の動きをチェックする予定だという。

乙坂はパンチ力のある打撃と俊足、強肩、身体能力の高さが魅力の右投げ左打ちの外野手だ。ＤｅＮＡでは２１年まで１０年間プレーし、１軍通算１０本塁打、１５５安打を放っている。２２年からはメキシコ、ベネズエラなど海外を転々としながら腕を磨いていた。

２３年は米独立リーグのヨーク・レボリューションで１１１試合、打率３割３分、２本塁打、４８打点、４２盗塁の好成績をマークすると、昨年は再びメキシカンリーグでプレー。

今季は２年ぶりの米独立リーグに復帰を果たし、９試合で３７打数１５安打、打率４割５厘とアピール。５月にはマリナーズとマイナー契約している。３Ａでメジャー昇格を目指すも現地６月２８日に自由契約となっていた。

乙坂智外野手は2021年オフに戦力外通告を受け、10年所属したベイスターズとの別れを告げることに。

コロナ禍の2021年6月下旬に、NPB（日本野球機構）が決めた「不要不急の外出は避けるように感染予防」のガイドラインに違反したとのことで約2週間の自宅謹慎と厳重注意の処分を受けることになった。これがクビになった理由だと言われている。

処分は2週間ほどで解除され練習には参加したが、1軍には呼ばれることなく、そのオフに戦力外通告を受けたと、エンタナビは報じた。

『巨人』入団か、試合前練習で室内練習場で挨拶回り「よほどの事がない限りほぼ合格かと」「ほぼ決まりって感じ」 | エンタナビ