『大正製薬』自主回収を発表「エフェドリンが誤混入」

大手製薬会社の大正製薬株式会社は7月1日、販売している機能性表示食品について医薬品成分の誤混入があったため、自主回収を発表したという。

対象商品は「食後の血糖値が気になる方のタブレット（粒タイプ）」だとのこと。原材料の一部について、医薬品成分のエフェドリンが誤って混入していたことが判明したという。

エフェドリンは風邪薬などで咳や鼻づまりを改善する医薬品成分として広く使用されているが、混入している量はごくわずかであるため、健康被害のおそれはないものと考えているとのこと。また、これまでに本件に関連した健康被害の報告はないという。

大正製薬は「このたびは、生活者の皆さま、ならびにお取引先様に多大なご迷惑・ご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。今後も厳格な品質管理体制のもとに、製品管理にも万全を期して対処してまいります」との謝罪コメントも発表。「エンタナビ」が報じている。

大正製薬、自主回収を発表 | エンタナビ