2025/7/16 09:14

田中(41)逆境から復活「可能性を証明」

びっくり

世間を大きく賑わせた田中圭の不倫報道。ドラマや映画、CMに多数出演し、“親しみやすくて、誠実そうな人柄”として知られてきた彼にとって、この報道はイメージに影を落とした。

批判の声が広がる一方、俳優として評価する意見もあり、評価は割れたまま。事務所側は疑惑を否定しているものの、お相手とされる永野芽郁はCMや大河ドラマから降板し、田中も複数のCMから降ろされた。

騒動のほとぼりが少し冷めた7月11日、劇場版『おい、太宰』(監督:三谷幸喜)が公開され、田中は再び注目の的となる。

この作品は、かつて太宰治が残した未発表原稿をめぐる約100分間を、ワンカット・ワンシーンで撮影する実験的な映画。

テレビ放送、ネット配信に続いて映画館で上映されており、ドラマ版とは別のエンディングが付け加えられている。

田中が演じるのは、太宰を敬愛する平凡な男・小室健作。偶然のタイムスリップで太宰(松山ケンイチ)とその恋人・トミ子(小池栄子)に出会い、心中の運命を知りながらもトミ子に惹かれ、歴史を変えようと奔走していく。

画面にほぼ出ずっぱりな田中に、観客からは「俳優・田中圭の誠実さがにじみ出ていた」「三谷喜劇の狂言回しとしてあまりに有能」と賛辞を送っている。

もちろん、騒動後の作品なので、田中に批判的な人は劇場へ足を運んでおらず、ネガティブな意見が少ないのは当然のことだろう。

ただ、俳優にとって「私生活」と「仕事」の切り分けがいかに難しいかを浮き彫りにしたとも言えるかもしれない。

評価を決めるのは単なる謝罪や釈明ではなく、最終的には「作品の中で、どれだけ誠実に向き合っているか」であることを示したのかもしれない。

一度傷ついたイメージはすぐには回復しないかもしれない。だが、演技を通じて観客に届くものがあれば、少しずつでも信頼は取り戻せる。

田中はその可能性を、スクリーンのなかで証明したのかもしれない、と週刊実話WEBが報じている。

田中圭、逆境からの復活 劇場版『おい、太宰』が示した俳優としての真価/サマリー|週刊実話WEB田中圭、逆境からの復活 劇場版『おい、太宰』が示した俳優としての真価/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部