2025/7/19 15:41
巨人、3年契約の2年目...極端すぎる

7月17日、神宮で行われたヤクルト戦にて、巨人の阿部慎之助監督が“懲罰采配”に踏み切った。5番を任された泉口友汰が度重なるミスを犯し、初回の見逃し三振、続く3回にはスリーバント失敗による三振と、2打席連続で好機を潰したことで交代を命じられた。
阿部監督は試合後、「今日は戦力にならないと思って代えました」と明言。“懲罰交代”であることを認めた格好だ。突然の交代に泉口は涙目となり、ベテランの長野久義が肩を組んで慰める姿が中継映像にも映し出された。結局、試合も2-3で敗戦となり、「ベンチ内には嫌な空気だけが残った」(巨人担当記者)。
阿部監督は2軍監督時代、「敗戦時に選手へ罰走を課す」といった“パワハラ気質”が問題視された。関係者によれば、「さすがに1軍監督になってからは封印していたようだが、ここにきて再び強硬姿勢が見られる」という。
実際、懲罰采配は泉口選手に限った話ではない。7月13日のDeNA戦でも、先発・赤星優志投手を3回4失点(自責3)で早々に交代させ、「理由は本人に伝えてある。本人に聞いて」と語り、報道陣にも不満を隠さなかった。
3年契約の2年目となる阿部監督。その采配には厳しさと情熱が共存する一方で、「若手への扱いが極端すぎる」といった声もチーム内外から聞こえてくる。懲罰交代によって若手選手のモチベーション低下を招けば、長期的なチーム構築にマイナスとなる可能性もある。はたして、阿部監督に“次なる引き出し”はあるのか。注目が集まっているとアサ芸ビズは報じている。
編集者:いまトピ編集部