コンサートからわずか17日…7月22日、突然の訃報

突然の訃報に、世界中のヘヴィメタルファンが打ちひしがれているという。
1970年代初頭からハードロック、ヘヴィメタル界を牽引してきたイギリス人ボーカリストのオジー・オズボーンが7月22日に亡くなった。今のところ、死因は明らかにされていないとのこと。76歳だったという。
オジーはイギリス・バーミンガムで結成され、1968年に活動を開始したハードロックバンド「ブラック・サバス」の初代ボーカリストで、1970年2月13日の金曜日にデビューアルバム「BLACK SABBATH(邦題:黒い安息日)」を発表。同年発売の2ndアルバム「パラノイド」が全英チャート1位を獲得。以降に発表されたアルバムも英米チャートを席巻し、アメリカでは100万枚をセールスする作品を連発。ハードロック界を代表するバンドとなったという。
1979年にブラック・サバスを脱退したオジーは、ソロ活動を開始。若きアメリカ人ギタリストのランディ・ローズを見出し、1980年にはソロデビューアルバム「ブリザード・オブ・オズ~血塗られた英雄伝説」をリリースすると、日本でも多大な人気を博することになり、一方で2000年代にはオズボーン家の日常を追ったリアリティー番組「オズボーンズ」が大人気になるなど、音楽を飛び越えた活動も注目されたという。
2020年にはパーキンソン病であることを公表。以降は病と闘いながら音楽活動を続け、今年7月5日、バーミンガムで自身のキャリア最後のコンサートを開催したばかり。「バック・トゥ・ザ・ビギニング」と題された同コンサートには観客4万人が集まり、オジーはソロだけでなく、古巣のブラック・サバスともプレイしていたとのこと。
ロックの歴史に残るコンサートからわずか17日で、オジーがこの世に別れを告げてしまったと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部