2025/7/26 16:14

『MLB』発表、大谷翔平(31)は

大谷翔平Amazon

7月11日、MLBはユニホームの売り上げが多い上位20選手を発表。チームメイトの4位ベッツと3位フリーマン、2位のジャッジ(ヤンキース)らを抑えて1位となったのは大谷翔平。実は、3月末に発表された販売ランキングでも1位に輝き、米国の野球ファンの間では“MLBでもっともグッズ売り上げの多い選手”としても認知されている。

 これまでの実績を考えれば当然とも言えるが、大谷グッズが売れることについて他のメジャーリーガーたちも歓迎しているとか。それはグッズ売り上げに対するMLB独自の収益構造が大きく影響している。

「日本の場合、自分のグッズが売れたら売れるほどインセンティブが多くなり、人気選手ほど金額も増えます。しかし、米国では全選手のグッズ売り上げはいったんMLBに入り、そこから各選手に分配される。つまり歩合ではないので、自分のグッズがいくら売れようと関係ないんです」(スポーツ紙記者)

 重要なのはMLB全選手のグッズがどれだけ売れたか。そのため、大谷やジャッジのようなスター選手たちのユニホームなどのグッズが飛ぶように売れれば、その他大勢の選手が恩恵に預かることができるわけだ。

「現在はMLB人気も一時に比べて盛り返してきており、グッズの売り上げも悪くない。億単位の年棒を稼ぐ彼らにとってグッズ売り上げの分配金は微々たるものかもしれませんが、一般人からしてみれば大金です」(同)

 ちなみに、マリナーズやブルージェイズで活躍した川崎宗則氏も23年に同じ日本人メジャーリーガーの上原浩治氏のユーチューブチャンネルに出演した際、MLBのグッズ売り上げの分配金について詳しく説明している。

「仮に日本のプロ野球界で導入した場合、人気選手だと自分が貰えるグッズ収入が下がることになる。そのため、選手も球団も導入を望んでいないと思います」(同)

 米国は自由主義の競争社会だが、MLBのグッズ売り上げに関しては必ずしもそうではないようだ、とアサ芸ビズが報じた。

大谷翔平グッズのバカ売れで他の選手が喜ぶMLBの意外な“分配システム”  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ大谷翔平グッズのバカ売れで他の選手が喜ぶMLBの意外な“分配システム” | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部