『ヤクルト』入団へ

今季からメジャー挑戦するも、7月24日に早くも自由契約となった青柳晃洋の去就をめぐり、古巣・阪神タイガースではなく、東京ヤクルトスワローズの入団が決定的に。
しかも将来のコーチ手形まで約束されたというから驚きだ。
青柳は年始のポスティング期限間近にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結んだが、3Aで19試合登板、防御率7.45と大苦戦。
さらに下部リーグの2Aに降格すると、そこでも4試合登板、防御率6.91とに終わり、クビ宣告を突きつけられた。
しかし捨てる神あれば拾う神ありで、翌25日にヤクルトが獲得に乗り出していると報じられた。
「今年のプロ野球は異次元の投高打低だが、ヤクルトのチーム防御率はワーストで、5位に約1.7もの大差をつけられている。
青柳は腐っても元阪神のエース、2023年の侍戦士ですから、ヤクルトにとっては補強ポイントです」(球界関係者)
前出の関係者はさらに、「入団は確定的だろう」とも語る。
実は、ヤクルトにとって補強ポイントである以上に、青柳にとって同球団が大切な存在だというのだ。
青柳は母子家庭で、毎年母の日にプレゼントを行うほどの親孝行。母・利香さんが女手ひとつで青柳を育てる中、金銭負担の大きい野球も不自由なく習わせてくれたとして感謝を明かしている。
利香さんもたびたびメディアのインタビューに登場し、息子への思いを熱く語っている。その利香さんの財布を支えたのが、他ならぬヤクルトなのだ。
「利香さんの前職は、ヤクルトの配達員。青柳が母子家庭でも不自由なく野球ができたのは、ヤクルトの給与待遇が良かったことに他なりません」(元スポーツ紙阪神担当)
いわばヤクルトに“貸し”がある青柳にとって、復帰先に古巣・阪神ではなくヤクルトを選ぶことは自然といえると、週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部