2025/8/1 20:39

【圧倒】『最新作』8日間で100億円突破、最速「動員910万人、興収128億円」

感動

最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、7月25~27日)で、アニメーション作品『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(7月18日公開、以下『無限城編』)がV2を達成した。7月28日発表の全国週末興行成績ランキングで首位をキープした『無限城編』は、漫画家・吾峠呼世晴氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載していた『鬼滅の刃』の劇場版アニメ最新作。初週から凄まじい勢いを見せていたが、2週目の週末3日間も観客動員212万1000人、興行収入30億9900万円を記録して2位以下を圧倒。

2020年公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』も日本の映画史上最大のヒットを記録したが、同作が公開から10日間で興収100億円を突破していたのに対して、『無限城編』は公開から8日間で興収100億円を超え、最速記録を更新。累計成績は動員910万人、興収128億円となり、国内の歴代映画ランキングでは早くも29位をマークしている。

 そんな『無限城編』に続き、吉沢亮主演の実写映画『国宝』(6月6日公開)が前週同様、今週の全国週末興行成績ランキングで2位に。公開から8週目の週末3日間も、動員28万3000人、興収4億1900万円をあげ、累計興収は75億円を突破。歴代映画ランキングでも98位にランクインしている。

そんな中、今回は3位にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』、4位にホラー映画『事故物件ゾク 恐い間取り』、5位にテレビ朝日の特撮ヒーロー番組の劇場版2本立て『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者/ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』、6位に堤真一と山田裕貴がダブル主演する『木の上の軍隊』が初登場(いずれも7月25日公開)。

 マーベル・コミックス初のスーパーヒーローチーム「ファンタスティック4」の活躍を描くアクションエンタテインメント『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、天才科学者のリード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック(ペドロ・パスカル、日本語吹き替え:子安武人)ら「ファンタスティック4」のメンバー4人が、葛藤を抱えながらもヒーローとして困難に立ち向かう姿を描いている。

 全国362スクリーンと大規模で上映を開始し、初日から3日間で動員20万5000人、興収3億5100万円を記録。鑑賞済みのSNSユーザーからは、「過去作に詳しくなくても楽しめた」「マーベル初心者も気軽に見てほしい」といった声や、「『ファンタスティック4』ファンとしては物足りない」「もっと面白くできたんじゃないかと思ってしまう」という意見も。

映画ライターのヒナタカ氏は同作について、以下のように語る。

「全米のオープニング記録は興行収入1億1800万ドル(約160億円)という好調なスタートでしたが、日本では2週前に公開された『スーパーマン』の3億7100万円をやや下回るスタートです。それでも累計10億円を目指せる初動であり、昨今の洋画不振を思えばヒットといえる数字ですが、ヒーロー映画を早く見る層が“固定化”されていて、これ以上がなかなか広がりにくいことは、送り手にとっては苦しいところかもしれません。実際に『スーパーマン』は日本でも絶賛の声が相次いだにもかかわらず、3週目でランキング10位以内に入らなくなるほど大幅に落ち込んでいます」

 そんな『ファンタスティック4』だが、「いわゆる『レトロフューチャー』な世界観がとてもキュートで、ストレートに『王道ヒーローチーム』の魅力を打ち出している、関連作品を知らなくても楽しめる間口の広さがある作品」とのこと。

「この先に劇場公開されるマーベル原作の映画は26年夏の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』で、ほぼ1年の間が空くという、“ヒーロー映画はしばらくおあずけ”な状況になるので、その意味でも劇場で見てほしいですね」

と、サイゾーオンラインが報じた。

『「鬼滅の刃」無限城編』100億突破! 『事故物件ゾク 恐い間取り』の“前作との違い”とは? 映画興行収入ランキングトップ10 | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト『「鬼滅の刃」無限城編』100億突破! 『事故物件ゾク 恐い間取り』の“前作との違い”とは? 映画興行収入ランキングトップ10 | サイゾーオンライン/視点をリニューアルするニュースサイト

編集者:いまトピ編集部