2025/8/4 15:02
マツダスタジアム、異様な空気に「欠陥球場か」

8月3日、マツダスタジアムで行われた広島カープ対中日ドラゴンズ戦で、試合終盤に前代未聞の「音響トラブル」が発生したという。
問題が起きたのは9回表二死1・2塁の場面で、中日の5番・ボスラーの打席で、1塁走者の代走として細川成也に代わり駿太がコールされた瞬間、球場のスピーカーからは「ファーストランナーは…」というアナウンスが延々と繰り返され、肝心の駿太の名前は一向に呼ばれなかったとのこと。スタンドは異様な空気に包まれ、「壊れかけのラジオ状態」と揶揄される事態となったようだ。
「欠陥球場か?」「録音でごまかしてるのか?」と、SNSでも怒りや困惑の声が相次ぎ、テレビ中継だけがかろうじて正確な情報を拾う形となったという。
トラブルはそこで終わらず、ヒーローインタビューの時間になっても音響は復旧せず、ビジョンには《音響トラブルのためヒーローインタビューを中止させていただきます》の文字が映し出され、スタンドからは「えーっ!」と悲鳴にも似た声が。
こうした球場トラブルは過去にも存在するようで、2007年の旧広島市民球場では水道管破裂により試合が中断。7月31日にはエスコンフィールド北海道でスプリンクラーが誤作動し、グラウンドが突然「水浸し」になった騒動も記憶に新しいが、裏方の懸命な対応もむなしく、今回のトラブルは“機械依存の脆さ”を改めて露呈する一幕となったと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部