『中日』2位の可能性

プロ野球のセ・リーグは全6球団が8月5日から13日まで、9連戦を戦う。
「11日の月曜日が祝日のための変則日程。通常は火~日曜の6連戦で、中6日を基本とする先発ローテの場合は6人で回せるのですが、9連戦となるともう一人先発がいないと中6日では回せない。逆に6人で回すなら、中5日を強いるケースが出てくる。1年で最も暑い時期ですからね。各チームの首脳陣は頭を悩ますことになるのです」(野球ライター)
そんな中、「余裕の先発ローテ」で9連戦を戦うのが、首位を独走中の阪神だ。5日からの中日3連戦(バンテリンドーム)は高橋遙人、村上頌樹、伊原陵人が先発予定。続く8日からのヤクルト戦(京セラドーム)は伊藤将司、才木浩人、デュプランティエ、11日からの広島戦(マツダ)は大竹耕太郎、高橋、村上の予定だ。
「7人が7人とも防御率1点台を誇る布陣。高橋は前回登板が7月27日で、5日の登板は中8日。疲労を考慮して1軍登録を抹消されていたデュプランティエの8月10日の登板は、前回7月20日から中20日、11日の大竹も前回7月29日から中12日とフレッシュな状態で登板できる。屋外の試合は9連戦の間マツダの3試合だけですから、死のロードといっても先発陣は余裕で臨めるのです」(在阪スポーツ紙デスク)
その一方で、9連戦でハードな戦いを強いられるのはDeNAと広島の2チーム。DeNAは5日から横浜で広島・巨人とそれぞれ3連戦を戦い、11日からは神宮でヤクルト3連戦と、9連戦すべてが屋外球場というハードモード。広島も5日から横浜で3連戦、11日からマツダで阪神3連戦と屋外球場が6試合。
逆に日程が最も恵まれたのは中日。5日から地元・バンテリンドームで阪神・広島と6試合、11日から東京ドームで巨人と3試合と、9連戦中ずっと涼しいドーム球場で戦えるのだ。
中日がここまで勝ち越している阪神で勢いに乗れば、9連戦終了後には2位に躍り出ている可能性もありそうなのであるとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部