「事務所の中で扱える社員はいない」新たな支援者探しか

堺正章、高橋克典らが所属する大手芸能事務所「ケイダッシュ」の川村龍夫代表取締役会長の通夜と告別式が、8月5日と6日に東京・護国寺桂昌殿で営まれたという。
川村氏は7月30日、出張先の京都で逝去。84歳だったとのこと。
事務所は詳細を発表していないが、7月29日夜は元気な様子で、翌日、ホテルのチェックアウト時間を過ぎても姿を見せず。スタッフが確認したところ、部屋で息を引き取っていたという。
「高校の同級生であるバーニングプロダクション創業者の周防郁雄氏は体調不良で、もう人前に出られるような状況ではない。一方、川村さんは元気で地方にも出かけるほどだったが、まさか、その出先で亡くなるとは…」(大手芸能事務所関係者)
ケイダッシュと業務提携する藤原紀香が通夜で取材に応じると、
「6月の舞台に足を運んでくださって、楽屋の前で写真を撮って…」
と涙ながらに振り返っていたという。
演歌歌手の小林幸子も取材に応じ、1カ月半ほど前に豊昇龍の横綱昇進パーティーで会ったのが最後だといい、
「席が隣で。昔の芸能界、今の芸能界、これからの芸能界の話をたくさんしてくださった」
と話していたとようだ。
実はこの2人には「共通点」があるようで、芸能記者は
「藤原は昨年秋に所属事務所が廃業したため、旧知の川村さんを頼って業務提携。小林は川村さんが活動をバックアップしている。2人とも川村さん個人を頼っていただけに、亡くなったとなれば、アテが外れてしまったことになる。事務所の中で川村さん以外に藤原を扱える社員はいないし、小林のバックアップもやめることになるのでは。2人は今後、新たな支援者を探すことになるでしょう」
と語る。
川村氏の死去によって、芸能界の勢力図は大きく変わりそうだと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部