2025/8/11 09:03
『コカ・コーラ』自販機事業、881億円の減損損失「110億円の黒字から485億円の赤字に」

コカ・コーラ製品の製造・販売を行うコカ・コーラボトラーズジャパンホールディングスが大赤字に陥った。要因は、誰もが街で目にする赤い自販機だ。
同社は8月1日に決算を発表したのだが、2025年1月~6月期の連結決済で最終損益は658億円の赤字に。
前年同期の2.9億円赤字から大幅に拡大し、通期の同損益も従来予想の110億円の黒字から485億円の赤字に下方修正することになった。
この要因は、全国に約65万台を設置する自動販売機。近年、台数を減らすなど効率化を進めているが、自販機事業で2025年1~6月期に881億円の減損損失を計上したことが足を引っ張った。
それもそのはず、現在、コカ・コーラの自販機はとても利用したいと思えるような値段ではない。
日本の自販機は廉売の機種でもない限り、500mlペットボトル150円という時代が長らく続いていた。
しかし、ここ数年は消費増税や円安、燃料費高騰といった物価高で、コカ・コーラやアクエリアスなどの500mlボトルは180円の販売機も多いと、週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部