2025/8/14 18:29

松坂大輔(44)濃厚か

野球

【プロ野球地殻変動(1)】
横浜DeNAベイスターズが「大輔監督チェンジ」で、来シーズンのV奪回を目指す方針に転じた。横浜高校の27年ぶりとなる春夏甲子園連覇が濃厚で「松坂待望論」が席巻。三浦番長から平成の怪物に“大輔タスキ”をつなぐ。(全2回中の1回目)
日本野球機構(NPB)が7月25日に発表した今季前半戦の入場者数(1試合平均)は、セ・リーグのトップが阪神の4万1904人。DeNAは3万3156人と、巨人(3万9469人)、中日(3万4338人)に次ぐ4位に甘んじている。

「監督を松坂大輔氏にチェンジしさえすれば、プラス5000人はいける。横浜高は松坂氏の最後の夏、1998年以来の春夏連覇が濃厚。“松坂監督待望論”が高まっている」(DeNA担当記者)

今年の横浜高は春のセンバツ高校野球決勝で智弁和歌山を破り、19年ぶり4回目の優勝。

今夏の神奈川大会も決勝で東海大相模に圧勝し、8月5日に開幕した全国高校野球選手権(甲子園)でも、大会前から各スポーツ紙が「横浜高の春夏制覇が濃厚」と報道。その前評判に劣らぬ実力を発揮して5-0と敦賀気比高を下し、見事2回戦へと駒を進めた。

この強豪ぶりを目の当たりにして、思い出すのは無双状態だった松坂時代の横浜高だ。
公式戦44連勝を記録。3年夏の甲子園では準々決勝でPL学園と延長17回の死闘を演じ、松坂氏は250球を投げて完投勝利。決勝の京都成章戦では史上2人目となる決勝戦でのノーヒットノーランを達成し、「平成の怪物」の異名が付いた。

松坂氏は’98年ドラフトで横浜(現DeNA)、西武、日本ハムから1位指名を受け、交渉権を獲得した西武に入団。その後、MLBのレッドソックス、インディアンス(現ガーディアンズ)、メッツで活躍。2014年に日本に戻り、ソフトバンク、中日、西武で活動後、’21年に引退した。
これまでDeNAのユニホームは着ていないが、ハマの松坂人気は別格。監督になればチケット、グッズは爆売れ。

横浜高の春夏連覇第2幕も加われば、来季の横浜スタジアムは甲子園に負けず劣らずのフィーバーが巻き起こるはずだ。

現在、プロ野球人気は停滞気味だが、松坂氏がDeNA監督に就けば、流れが変わる。「藤川タイガースVS松坂ベイスターズ」。松坂世代の同級生対決が誕生するからだ。

ちなみに、松坂世代(1980年4月~’81年3月生まれ)は稀に見る当たり年。松坂氏、阪神・藤川球児監督をはじめ、村田修一氏(現DeNAコーチ)、和田毅氏(現ソフトバンク・球団統括本部付アドバイザー)、杉内俊哉氏(現巨人コーチ)…対決軸は無数にあり、“若者のプロ野球離れ”の反転は可能だ。

「DeNA南場智子オーナーは、現状維持で埋没するのを何より嫌う。世界的コンサルティング会社である米マッキンゼー社仕込みの戦略で阪神の好敵手、巨人に代わる“関東の雄”を描いている」(大手広告代理店)と、週刊実話WEBが報じた。

横浜高校春夏連覇で実現濃厚 DeNAに松坂監督待望論「大輔チェンジ」で覇権奪回へ/サマリー|週刊実話WEB横浜高校春夏連覇で実現濃厚 DeNAに松坂監督待望論「大輔チェンジ」で覇権奪回へ/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部