2025/8/15 09:19
営業停止処分を発表、30日間の営業停止処分「約1億2000万円を着服していた」

開幕3カ月で一般来場者数が累計1000万人を突破するなど、盛り上がりを見せる大阪・関西万博だが、工事に関わった下請け業者から「工事代金が未払いになっている」との訴えが相次いでいる。
そんな中、海外パビリオンの建設現場で新たな不正が発覚した。
万博内の海外パビリオン「アンゴラ館」の工事費用が一部未払いとなっている問題で、内装工事を請け負った『一六八建設』(大阪市鶴見区)は7月28日、同社の経理担当だった男性が約1億2000万円を着服したとして、業務上横領容疑の告訴状を大阪府警に提出した。
府警は、内容を精査した上で受理するかどうか判断するという。
一六八建設によると、下請け業者に対する未払いは約1億円に上り、原因は経理担当者の横領だという。
また、同社をめぐっては「アンゴラ館」の建設工事を無許可で請け負ったとして、大阪府が同22日、建設業法に基づき、8月6日から30日間の営業停止処分にしたと発表した。
同社の社長は「今年1月に許可申請を出す予定だったが、この申請も経理担当者に任せていて、結果的に出せていなかった」と弁明していたと、週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部