2025/8/28 15:27
大山悠輔(30)「完全に浮かれている」

もはや敵なし、優勝マジックは14にまで減り、早ければ9月アタマにも歓喜のシーンが見られることになった。
阪神は8月26日のDeNA戦に逆転勝利すると、12球団最速で70勝に到達。勝利を呼び込んだのは、大山悠輔の一撃だった。9回二死一塁から、逆方向へのバッティング。ボールはそのまま右翼席前列に着弾した。値千金の逆転弾に、
「チーム全員の一打。しっかり準備はしていました」と大山は胸を張った。
普段は森下翔太、佐藤輝明とは対照的に寡黙で、あまり派手なパフォーマンスをやらない大山だが、思わず本心を体現したのだろう。一塁ベースを回ったところで珍しく右手を突き上げ、ガッツポーズをしてみせたのだった。試合後には自ら、
「試合が終わっていなかったのに…ちょっと反省です」
だがこれを球団OBに言わせると、
「大山は完全に浮かれていますよ」苦笑いしながら、次のように語るのだった。
「すでに2位の巨人とは14ゲームも離れており、優勝はまず間違いない。どれだけつまずいても『俺たちは優勝できる』と信じてやまないわけです。そんな環境でも、カミナリを落としてピシッと締められるベテランがいない。野手最年長の梅野は試合にさほど出ておらず、檄を飛ばすのも難しい。このまま順調に試合を消化すれば、クライマックスシリーズのファイナルステージまで時間が空いてしまう。短期決戦の罠にはまらなければいいんですが」
心配が杞憂に終わるかとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部