近本光司の「不調原因」か、上林誠知がバラす

阪神は8月28日のDeNA戦(横浜)に5-4で敗れた。この日、近本光司外野手はベンチスタート。疲労軽減のための積極的休養とみられる。1点差に迫った9回二死一塁で代打出場しスタンドも沸いたが、一ゴロに打ち取られ試合終了となった。
これで近本は22日・ヤクルト戦(神宮)の2打席目に左前打を放ったのを最後に、プロ入り自己ワースト更新の25打席連続無安打。体調などについては「わからないです」と話すのみで、「また明日から巨人戦なんで頑張ります」と切り替えていた。
リードオフマン近本の不調は、阪神の攻撃力にとって非常にマイナスとなるが、この原因は何なのか。
阪神OBの田尾安志氏は28日に更新した自身のYouTubeチャンネルで近本の不調について触れ「いいときは打球方向がセンターから左にヒットがポンポン出ていたが、ここにきて二ゴロ、一ゴロが多い。ヘッドが早く返りすぎて引っ掛けた打球が多い」と分析。
さらに阪神ファンの間で波紋を呼んでいるのが、中日・上林誠知外野手のヒーローインタビューでの発言だ。
同日、中日はヤクルトに4-3で勝利し、逆転2点適時打を放った上林がヒーローインタビューに登場。その中で、この試合で1盗塁を決めリーグトップの近本まで3盗塁差に迫った点について聞かれ、こう返したのだ。
「オールスターで近本さんとその件について話したんですけど、お互いに足がちょっと悪いので。ケガだけは避けたいんで、足と相談しながら走りたい」
つまり近本の足の状態が良くないことを口外してしまったわけだが、藤川監督も言及してこなかっただけに、激怒する阪神ファンも。「監督が黙ってきた意味がない」「そういうの勝手にバラすのやめてほしい」「これ何がヤバいって、今年FAなのよな」「近本の調子が悪いのが納得できたわ」など厳しい声が集まった。
上林の発言については「炎上するほどのことではない」と擁護派も多かったが、近本の不調の原因が足なのかどうかは気になるところ。早く復調してくれれば、それも気にならなくなるのだが…とアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部