2025/9/5 14:11
師匠は切り捨てか『巨人選手』致命的な課題

残り20試合(9月4日現在)となった阿部巨人。リーグ連覇は絶望的となり、クライマックスシリーズ(CS)進出が至上命令となっているが、4日のヤクルト戦(岐阜)では1-12で、今季3度目の二桁失点という惨状に。
そんな中、阿部慎之助監督がこだわり続けるのが、5月にソフトバンクからトレードで獲得したリチャードだという。二軍では5年連続で本塁打王を獲得した実績があるものの、一軍では打率1割台と低迷。それでも阿部監督は「当たった時の打球の魅力は捨てきれない」とスタメン起用を続けているが、4日の試合も3三振に終わったとのこと。
リチャードには他球団も注目していたようで、あるスカウトは「広角に打球を飛ばせるし、守備も下手ではない」と評価。しかし巨人でも結果が出ない背景には「ストレートに弱く、確実に仕留められる球種が少なすぎる」(同)という致命的な課題があるという。
ソフトバンク時代に“師匠”と慕った山川穂高は「打てないのは技術がないから」と辛辣に切り捨てていたといい、移籍後は阿部監督がマンツーマンで試合前に直接指導する場面も日常となったが、球界からは「春のキャンプじゃないんだから」と冷ややかな声も出ているようだ。
それでも阿部監督のリチャード起用は続きそうな気配だといい、チームがCS進出を狙う中、“一発頼み”のギャンブル采配が吉と出るのか、それとも…と「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部