『サッカー日本代表の中で』明らかに見劣りか

サッカー日本代表のアメリカ遠征初戦、メキシコ戦はカルフォルニアのオークランドで行われ、0-0で引き分けたという。
前線からのハイプレスが機能した森保ジャパンは、立ち上がりから主導権を握り、久保建英(レアル・ソシエダ)の連続シュート。堂安律(フランクフルト)がロングボールからウラに抜け出してのループシュートと、積極的にゴールを狙ったとのこと。
後半に入って8分、右サイドの深い位置かから久保がクロスを上げ、フリーだった南野拓実(ASモナコ)がボレーシュートを狙うが、ゴール上に外れたといい、その後はお互いにチャンスを作るものの、決めきれなかった。
日本(FIFAランキング17位)よりもランキングが上のメキシコ(13位)相手に主導権を握って戦えたことは、大きな収穫だったが、課題も見つかったといい、それは日本サッカーの永遠のテーマである「決定力不足」だという。
前線からのハイプレスが効いて、ショートカウンターで押し込んでいた前半に、先制点を取れなかったといい、久保の2本のシュート、堂安の裏抜けなどチャンスはあったが、どうにも決めきれない様子。
というよりも、このレベルが相手になると、簡単に決めさせてくれないという。自分たちが主導権を握っていた前半に先制点を決めないと、こういう試合になるようで、レベルが高くなればなるほど、1点の重みが勝敗にのしかかってくるという。
選手層が厚くなったといわれるが、試合の流れを変えられるような選手はいない。このメキシコ戦でも後半になってメンバーを入れ替えたが、先発11人に比べると、明らかに見劣りしたと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部