2025/9/9 13:36
春夏全国制覇9回を誇る強豪野球部、監督が酒気帯び運転で検挙

夏の甲子園大会は15年ぶりの沖縄県勢の優勝で幕を閉じたが、V校・沖縄尚学の活躍よりも、2回戦を棄権した広島県・広陵高校の話題が各メディアで大きく取り上げられたのは、寮生活に蔓延る集団暴行の危険性、上下関係、隠蔽体質など「絶対に改めなければならない問題」が本当に改善されるのかどうか、日本中の野球ファンが注視していたからだという。
同校と被害者側の主張は隔たりも大きく、今後の事実解明が注目されるが、そんな中、高校野球界で新たな指導者のスキャンダルが発覚。
鹿児島県の神村学園高等部・女子硬式野球部の50代の男性監督が8月23日、「酒気帯び運転の疑い」で検挙されたという。
同監督は遠征先の京都で練習試合の会場に向かうため、野球部の部員17人を乗せてマイクロバスを運転していたというが、
「事故が起きていたら、一大事でした。午前7時過ぎ、福知山市内で京都府警の検問を受け、基準値を超えるアルコールが検出されました」(スポーツ紙記者)
とのこと。
同校女子野球部は、春夏通じて全国制覇9回を誇る強豪。関係者の話を総合すると、マイクロバスを運転していた同監督に「酔っている」ような違和感は見られなかったそうだが、同校の発表によれば、前夜11時過ぎまで「宿舎でお酒を飲んでいた」とのことで、同校が義務づける運転前のアルコールチェックも怠っていたという。
甲子園大会での暑さ対策も大事だが、日本高野連がまず取り組むべき問題は、ほかにあるのではと「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部