2025/9/12 18:26

関東で195店舗を展開『スーパー』カフェ「まさに絶品」400円とは思えない完成度

びっくり

関東一円に展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」の久喜吉羽店に設置されているカフェ「ヤオコー デリ&カフェ」。店内で売られている惣菜を作りたてで提供する同カフェをグルメライターが再訪し、その味を確かめてきました。

株式会社ヤオコーが運営し、関東一円に195店舗(公式サイトによる、2025年3月末時点)展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。

 TBSラジオの人気番組「ジェーン・スー 生活は踊る」で2024年に行われたスーパーマーケットチェーンの人気投票企画「第5回スーパー総選挙」では1位に輝き、国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!」が毎年行っている同様の人気企画「Shufoo! ベストオブスーパー2024」でも同様に1位を獲得するなど、消費者の人気を集めるチェーンです。

後者の2025年版では残念ながら3位になってしまったものの、株式会社ヤオコーのIR情報によれば、2025年3月期の営業利益は前期比13.9%増の334億200万円、純利益は前期比10.6%増の201億7600万円と、好調を保っています。

 10月には株式会社ブルーゾーンホールディングスを設立し、持ち株会社制に移行することを発表するなど、今後ますますの発展が期待される「ヤオコー」ですが、そんな同チェーンの中で1店舗だけに設置されているカフェをご存知でしょうか。

 それが埼玉県久喜市に昨年9月にオープンした久喜吉羽店の「ヤオコー デリ&カフェ」です。店内で売られている惣菜をバイオーダー(注文を受けてから調理する)で提供するグローサラント(食料品店を指す「グロサリーストア」と「レストラント」を合わせた造語で、小売店の店内に売られている商品をその場で調理師提供する店舗併設型の飲食スペース)サービスを行う店舗として、オープン当初から注目を集めていました。

 筆者はかつて、オープン当日にこの「ヤオコー デリ&カフェ」を取材で訪れ、モーニングメニューの「厚切りトースト(目玉焼きベーコン)」(400円、税込み/以下同)と、ランチメニューの「手仕込みロースかつ重」(当時500円)を実食。

オープン当日に訪れた際には、モーニングメニューは現在と同じ4種類であったものの、ランチメニューは「手仕込みロースとんかつ定食」(600円)と「手仕込みロースかつ重」(600円)の2種類となっていました。

 オープンから1年の間に「手仕込みあじフライ定食」(400円)と、「海老フライ&メンチかつ定食」(500円)が追加されたということでしょう。

 なお、オープン当時からあるランチメニュー2種類は、当時の取材では特別価格の500円で提供されており、店員さんに聞いたところ「通常価格は800円程度になる」とのことでしたが、実際は600円になったようです。

 また、モーニングとランチの時間帯を通して注文できる新メニューとして、「ホットコーヒー」と「アイスコーヒー」(いずれも150円)を紹介するパネルも発見。今後もさらにメニューが増えることを期待したいところです。

今回はSNSで絶賛されていた「手仕込みあじフライ定食」と、新商品の「アイスコーヒー」をオーダーすることにしました。

400円とは思えない完成度でした。

下味がしっかりついているので、そのまま食べる分には何もつけないで食べるのがオススメです。

オープン当初と異なり、ランチメニューにもハイレベルなおいしさを感じた「ヤオコー デリ&カフェ」。同店舗の近くを訪れる機会があれば、再訪して他メニューも試してみたいなと思いました。

 ただ、惜しむらくは同じ埼玉県内とはいえ、かなり遠いために行く機会が限られてしまうこと。

 設備の改装などさまざまなハードルはあるのかもしれませんが、ぜひ他店舗でもこの「ヤオコー デリ&カフェ」を開設し、手軽に良コスパのメニューを多くの人が楽しめるようにしてほしいものです。とスーパーマーケットファンは報じた。

「400円とは思えない完成度!」【ヤオコー】店内カフェの「あじフライ定食」が「まさに絶品」!! | スーパーマーケットファン「400円とは思えない完成度!」【ヤオコー】店内カフェの「あじフライ定食」が「まさに絶品」!! | スーパーマーケットファン

編集者:いまトピ編集部