大惨敗の過去『日曜劇場』、大丈夫か

10月12日からスタートする日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)が、いろいろな意味で注目を集めている。
ドラマの原作は早見和真氏の同名小説で、妻夫木聡が主演。競馬の世界を舞台に、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語を描く。
妻夫木の他には、Snow Manの目黒蓮や松本若菜が主要キャストで出演。さらに、沢村一樹や佐藤浩市、黒木瞳など、日曜劇場らしく豪華な出演者が勢ぞろいしている。
ただ、ここ最近の日曜劇場といえば、『キャスター』に出演していた準主役の永野芽郁が不倫疑惑で芸能界から姿を消し、『19番目のカルテ』では主要キャストの清水尋也が騒動を起こしている。
立て続けに出演者にトラブルが起きていることで、『ザ・ロイヤルファミリー』は大丈夫なのだろうか。
「芸能人の不祥事は定期的に起きますが、それにしても日曜劇場はトラブル続きだ。
今回、出演者は一流ぞろいですが、何かトラブルを起こすのではないかと他局では注目の的になっている」(民放関係者)
悪い意味で注目されている『ザ・ロイヤルファミリー』だが、TBSの関係者の間では視聴率を心配する声があるという。
というのも、過去の日曜劇場作品を見ると、『ザ・ロイヤルファミリー』はヒットしなそうな匂いがプンプンとするからだ。
まず、主演を務める妻夫木は日曜劇場で主演を3回務めているが、2023年に放送した『Get Ready!』は全話の平均世帯視聴率で二桁割れ。最終話は6.4%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)となり、大惨敗を喫した過去がある。
今回のドラマは競馬を扱うが、特定の競技やスポーツを題材にした作品は、日曜劇場で好成績を挙げづらいとされる。2023年放送の『下剋上球児』は高校野球を取り上げたものの、一桁視聴率が続いて惨敗。ヒットメーカー・池井戸潤氏原作のラグビーを扱った『ノーサイド・ゲーム』も、苦戦を強いられる結果となった。
妻夫木の主演作+競馬ということで、視聴率を不安視する声が高まっていると、TBSに出入りする制作会社スタッフが明かす。
「特定のジャンルを取り扱うと、視聴者が避ける傾向にある。
特に、今回はギャンブル要素がある競馬なので、はじめから見ないという視聴者も少なからずいます。
妻夫木さんは、朝ドラ『あんぱん』の演技が好評ですが、日曜劇場のメイン視聴者となる50代以上に支持されるかは不明。
また、今回は目黒さんが主要キャストで登場しますが、過去にも体調不良で療養しているので心配されている。
2024年8月に療養したときより、Snow Manの活動も忙しくなっているし、外ロケも多いので倒れないか心配する声が大きい」
出演者にトラブルが続出している日曜劇場だが、目黒が体調不良で出演できなくなる…なんて事にならないように注意してほしい、と週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部