2025/9/16 18:36

『ふるさと納税』新ルールへ「ラストチャンス」は9月末まで

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ふるさと納税のルールが大きく変わろうとしている。総務省の新たな規制により、10月から寄付額に応じたポイント付与が禁止されるのだ。長年ユーザーを惹きつけてきた楽天の「買い回り+大量ポイント」戦略は、9月末で幕を閉じる。いま各地のスーパーセールは駆け込み需要で熱を帯びているが、10月以降は景色が一変するだろう。

そうしたなか、存在感を増しているのがAmazonだ。公式ふるさと納税サイトはシンプルな設計で、カードやデビットで寄付するだけ。しかも9月30日までは「最大20%ポイント還元キャンペーン」を実施中で、上限は1万7000ポイント。楽天が最後の盛り上がりを見せるのと歩調を合わせるように、Amazonも改正前の大型施策を投じている。

さらに外部ポータルでAmazon Payを使う方法もある。ふるさとチョイスやさとふるではAmazonギフト券残高での支払いが可能で、期間限定の「最大5%還元キャンペーン」も展開中だ。アマギフを安く手に入れている人なら、ここで寄付するのが最も効率的だろう。もちろん他のポータルにも独自サービスはあるが、ポイント付与が禁じられる改正後の実利を考えれば、結局のところ楽天とAmazonの二強と言える。

そして忘れてはならない注意点がある。お得な寄付先選びに夢中になっても、「寄附金控除の申請」をしなければ税金は戻らない。確定申告でもワンストップ特例でも、申請を怠れば減税は受けられず、ただ「寄付しただけ」で終わってしまう。

楽天の買い回り、Amazonの大型ポイント還元、そしてアマギフを活かせるAmazon Pay。寄付先の選び方ひとつで、手元に残るメリットは大きく変動する。自分の財布に合った最適解を見つけることが、ふるさと納税を活かす一番のハック術になるとアサ芸プラスは報じている。

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編集者:いまトピ編集部