2025/9/23 00:45
2025年9月19日公開『ポスト国宝』も、大苦戦「初登場7位」

9月19日に公開された妻夫木聡の主演映画『宝島』が、まさかの大苦戦を強いられている。
国内映画ランキング(興行通信社調べ)では初登場7位という結果に。
公開16週目を迎えた映画『国宝』が依然として5位に踏みとどまっていることからも、“ポスト国宝”として期待された本作の出鼻は完全にくじかれた格好だ。
制作費は25億円規模と言われているが、初週の興行収入は1.6億円ほどと言われ、採算ラインはまだ遠く霞んでいる。
映画ファンからも「『国宝』に続く大型プロジェクトという触れ込みだったのに」「キャストも豪華だったのに話題性が弱い」との声が漏れている。
特に波紋を広げているのは製作サイドの判断だ。
東映は2023年に公開された木村拓哉主演の『レジェンド&バタフライ』で、製作費20億円に対して最終興収25億円という実質大赤字を記録していた。
にもかかわらず、同じ監督を再起用し、さらに巨額の25億円を『宝島』につぎ込んだことになる。
業界関係者は「東映は歴史大作路線に執念を燃やしているが、いまの観客層には刺さりにくい。『国宝』のような口コミ型のロングランヒットと違い、『宝島』は序盤の集客勝負。初週でこれでは先行きが厳しい」と分析する。
果たして“宝島”は“沈没船”となってしまうのか、それとも奇跡の逆転劇を見せるのか、と週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部