2025/9/24 21:17

【JR、発表】

JR

長年「わかりにくい」と批判されてきたJR各社のインターネット予約システムに、ようやく変化の兆しが見えてきた。JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の4社は共同会見を開き、現在バラバラに運用されている予約サービスを連携させ、2026年度以降に「ログインの共通化」を実現すると発表した。

現在、JRのネット予約は「えきねっと」(東日本)、「EX予約」(東海)、「e5489」(西日本)、「JR九州インターネット列車予約」の4サイトが独立しており、利用者は区間ごとに異なるアカウントでログインし直さなければならなかった。たとえば、東海道新幹線で名古屋から東京に移動し、そのまま東北新幹線に乗り換えて仙台に向かう場合、従来は「EX予約」と「えきねっと」を別々に操作する必要があった。しかし今後はどちらかにログインすれば、予約を一度に完了できるようになる。

今回の発表では、まず2026年度中に「EX予約」と「e5489」の間で連携を開始し、その後、4サイト全体での共通ログインが可能になる予定だ。これにより、利用者は他社サイトにログインし直すことなく、シームレスに複数路線の予約ができるようになる。インバウンド観光客を含む幅広い利用者にとって、大きな利便性向上となることは間違いないと、アサ芸プラスが報じている。

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編集者:いまトピ編集部