鈴木誠也（31）巨人へ電撃移籍か 「可能性40％」

元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が24日、自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』に出演。一部メディアで報じられたシカゴ・カブス鈴木誠也の「巨人入りの可能性」を語った。

動画では産経新聞が「2026年オフに鈴木が巨人に移籍か」と報じた記事を取り上げる。

これまでと同じく、巨人入りを熱望するスタッフから率直な感想を質問された高橋氏は「入団してくれたら嬉しい」と話したものの、「鈴木誠也選手は採れないとは思う。そんな簡単に『ジャイアンツに行きます』というような感じでもないと思う」と指摘。

続けて「どこからその噂が流れたのかちょっとわからないですけど、メジャーで自分のポジションをしっかり確立できているし、アメリカでもう少しやってみたいという気持ちはあると思う」と語った。

その後、スタッフは鈴木が日本に戻って来ると報じた根拠を紹介。また、巨人入りについては、鈴木が東京出身で、在京球団を希望しており、高年俸を捻出できるのは巨人だけだからと説明する。

この推測に高橋氏は一定の理解を示しつつも、日本なら「広島東洋カープへの出戻りもあるのではないか」と指摘。

どうしても巨人に入ってほしい様子のスタッフは「ポスティングの際に約17億譲渡金が広島に入っているので、義理は果たしたと産経新聞が報じている」と食い下がるが、高橋氏は「お金だけじゃなくて想いもある」と諭した。

最後に「鈴木の巨人入りの可能性は何％だと思いますか？」と質問された高橋氏は「かなり低いような気がします。色々なことを込みにして40％ぐらいだと思う。来年のオフシーズンにFAになったとしても」とコメント。

また「今、メジャーリーガーとしてバリバリ活躍してますし、来年どうなるかわからないですけど、まだまだアメリカでプレーすると僕は思っているので、この記事に対して誤解をしてほしくない」と訴えていた。

鈴木は今シーズン、カブスでオールスターゲーム開催前に25本塁打を記録。これは球団としては通算609本塁打を放ったサミー・ソーサ氏以来で、後半戦は調子を落としているもののチームの中心選手には変わりない。

現状巨人に入団する理由は見当たらないが、動画内で語られたように東京都荒川区出身の鈴木がもともと巨人ファンで、「ユニフォームを着てみたい」と思えば、実現する可能性もゼロではない。

仮に実現した場合、カープの3連覇（2016〜18年）を支えた丸佳浩と鈴木が再び一緒のチームでプレーすることになる、とSirabeeが報じている。

カブス鈴木誠也、巨人への電撃移籍はあるか？ 「可能性40％」と高橋尚成氏は推測 – Sirabee