24年ぶりの『朝ドラ』出演「誰なのかわからないくらいに」激変
髙石あかりが主演を務めるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の放送が9月29日からスタートした。
第113作目となる朝ドラヒロインのモデルは、松江の没落士族の娘・小泉セツ。明治時代に来日して『怪談』などを執筆した作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)とセツが過ごした夫婦の日常を描く。
小泉セツがモデルの松野トキを髙石が演じ、ラフカディオ・ハーンがモデルのレフカダ・ヘブンはトミー・バストウが演じる。
新作放送のたびに話題を集める朝ドラだが、『ばけばけ』は幸先が悪いスタートになりそうだ。
視聴者からは「画面が暗い」というクレームが相次ぐ。そしてX上では早くも批判的コメントを書き込む「ばけばけ反省会」が盛り上がっている。
初回の視聴率は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)で、人気となった前作『あんぱん』より0.6ポイントアップ。しかし、このまま低迷する可能性が高いという。
「『あんぱん』は、その前の『おむすび』が不評で、初回視聴率は悪かった。逆に言えば、『あんぱん』の最終回視聴率は18.1%なので、『ばけばけ』はもっと高くていいはず。
『ばけばけ』は、いきなり夜の場面からはじまり、昼間のシーンも全体的に画面が暗めなのが気になる。
NHKはこれまでにない朝ドラを作ると公表していますが、メイン視聴者がシニア層であることを考えると、やる気が空回りしている印象です」(民放関係者)
そんな中で、もっとも話題を集めたのがヒロイン・トキの母である松野フミを演じている池脇千鶴だ。
池脇は自身がヒロインを務めた『ほんまもん』以来、24年ぶりの朝ドラ出演となったが、激変したビジュアルが反響を呼んでいる。
かつて、美少女のイメージがあった池脇だが、どこから見ても「母親」という風貌に。着物姿が多い役だが全体的にふくよかで、誰なのかわからないくらいに激変している。
「池脇さんは、2021年に出演したドラマ『その女、ジルバ』(東海テレビ)から、容姿が激変して話題になってきました。
43歳という実年齢より老けて見え、疲れた中年や母親役がピッタリの女優になっています。『ばけばけ』でも母親役がハマり、好評です。
ただ、池脇さんの激変が大きく話題になるくらい、『ばけばけ』は内容が評価されていない。
今後は、主演の髙石さんや『国宝』で話題の吉沢亮さんが登場するが、『あんぱん』のように尻上がりで視聴者を増やせるか微妙なところです」(民放関係者)
『あんぱん』と比べて、内容やヒロインのモデルが地味で、話題性にかける『ばけばけ』。このままだと、『おむすび』が記録した全話平均世帯視聴率で13.1%という歴代ワーストを塗り替えてしまうかもしれないと週刊実話WEBは報じている。
編集者:いまトピ編集部