すでに発表「本人自ら辞退をしてもおかしくなかった」ざわつく

サッカー日本代表は10月に、国内で親善試合を行う。ハイライトはブラジル代表戦(10月14日・味スタ)だ。すでに本気モードのフルメンバーで来日することが発表されている。
日本は国際Aマッチで過去、ブラジルとは12戦未勝利(2分10敗)だが、森保一監督は「ブラジルを倒せば大きな自信になる」と史上初のブラジル撃破を誓っていた。メンバー発表の中でざわついたのは、久保建英の招集だ。
サッカー担当記者が首をひねる。
「左足首の状態が悪いんです。本人自ら代表辞退をしてもおかしくなかった。ケガを抱えるの三笘薫や、コンディションが上がらない守田英正の2人は本人の意向を重視して、今回はメンバーから外れています」
森保監督は「故障している選手は絶対に呼ばない」という意向を貫いていたが、今回の久保の招集は、本人の直訴によるもの。強行出場の理由は、所属するレアル・ソシエダで久保が置かれている「焦りの状況」にある。
「久保が在籍していることでついていた、胸スポンサーの日本企業(ヤスダグループ)が契約金未納トラブルなどで、ソシエダのスポンサーを降りました。クラブ側は主力を放出する形で、新シーズンを迎えましたが、7試合でわずか1勝しかできていない。この状況が続けば、2部降格の流れになる」(前出・サッカー担当記者)
久保の契約解除金は今も6000万ユーロ(約102億円)に設定されており、
「本人が移籍したくても、ソシエダ側がこの金額の交渉に応じない限り、ハードルは高い」(前出・サッカー担当記者)
ガチンコでやってくるブラジル代表戦は久保にとって、ビッグクラブ移籍に向けた格好のPRの場となるわけだが、思惑通りにうまく運ぶかどうかとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部