吉本興業が発表

11月1日に始まる、お笑いコンビ・ダウンタウン(松本人志、浜田雅功)による新配信サービスの正式名称が「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」であることを、10月2日、吉本興業が発表した。同チャンネルは月額1100円のサブスクリプションサービスで、専用のアプリを通してスマートフォンやパソコンなどから視聴が可能。コンテンツは「ダウンタウン」「松本人志」「浜田雅功」の3つカテゴリーに分かれており、初めにスタートする松本のコンテンツでは、ゲストを招いたトーク番組や、芸人が参加する大喜利企画などが配信されるという。
この新たなプロジェクトについて、10月4日放送の「せやねん!」(MBS)に出演したチュートリアル・徳井義実は、“何か知ってそう”と振られ、「そりゃ知ってることもありますけど、それを言って良いのかどうかが。別にこれ、コソコソせなアカンわけじゃないから」とコメント。何やら含みのある口ぶりに聞こえた番組MC・お笑いトミーズの雅と健から「(ダウンタウンプラスに)出た?」「出たなぁ〜?」と“尋問”されると、「出たとかはわかんないです」「“出た”とも言えへんし」と否定も肯定もせず。
続けて徳井は「吉本にハッキリしてほしいんですよ。濁さないとアカンこともないけど、吉本のプラン的に『(配信)初日まで言いたくないんだ』っていうのもあるかもわからへんやん」とし、「ダウンタウンプラス」に関してどこまでしゃべって良いのかが分からないと嘆く。するとこれに健が「出たな…」と徳井の出演を確信。
徳井は「出てもええやん!いっぱい出るようになるで、みんな!」と返すと、「お笑い純度の高いコンテンツって、今なかなか地上波でできなかったりする。数字(視聴率)が取れへんとかあるし。お笑い純度の高いコンテンツが絶対そろうから、お笑いが好きな人は入ってもいいんじゃないですかね」と話していた。テレビ誌ライターが言う。
「確かに、まず、ダウンタウンの2人は公式YouTubeチャンネルを運営していないこともあり、松本と浜田が出演するコンテンツを見られるのが現状では“ダウンタウンプラスだけ”というのは、大きな強みになりますね。松本はこれまで単なる出演者というだけでなく、制作にも携わってきてもいますから、そんな松本が生み出してきた過去作品や番組のアーカイブ配信を、局の垣根を超えて楽しめる可能性があるというのも、ファンが月1100円を『安い!』『絶対入ります!』と絶賛する理由でしょう。
これまでにYouTubeなどの動画プラットフォームで配信をしてこなかったこと、そして、松本がキャリアを通して質の高い創作活動を続けてきたことが今、『ダウンタウンプラス』という形である意味、報われることになる気がします。それにしても半ば出演を認めたような格好の徳井が、どんな企画に挑戦したのかも気になるところですね」
テレビ離れが進む昨今。“観たい時に観られる”サービスが好まれる傾向にあり、「ダウンタウンプラス」はそうした時代のトレンドに沿う配信プラットフォームになるのかもしれないとアサジョは報じている。
編集者:いまトピ編集部