2025/10/6 14:02

【巨人】3安打、打率1割3分6厘で“戦力”と呼ぶには厳しい「引退を覚悟してもおかしくない」

野球

巨人・阿部慎之助監督が、クライマックスシリーズ(CS)に向けてベテラン・長野久義外野手のベンチ入りを検討していることを明かしたという。

「戦力としてベンチに置こうかなっていうのも考えている。代打でね」――5日の練習後、そう口にした阿部監督だが、長野は今季、1軍でわずか17試合の出場にとどまり、3安打、打率1割3分6厘。本塁打はゼロと結果を残せなかったといい、2軍でも打率2割前後と低迷。正直なところ“戦力”と呼ぶには厳しい数字だとのこと。

「2軍でこの数字ですから、なぜ昇格なのかと疑問に思う関係者も多いです」(巨人担当記者)

一方で、長野はチーム随一の人格者として知られ、若手からの信頼も厚いという。グラウンド内外での立ち居振る舞いは模範的で、ベンチに置くだけでも雰囲気が締まる――。そんな“精神的支柱”としての役割を期待している可能性もある様子。

ただ、阿部監督の“情実采配”との声は絶えないといい、球団OBは

「今季の阿部監督は、かつての同僚や後輩に対して優しい起用が目立ちました。長野もそのひとり。40歳でこの成績なら、普通は引退を覚悟してもおかしくない」

と語る。

阿部監督は就任時、「長野と坂本の去就は自分に任せてほしい」とフロントに懇願。その発言通り、長野の起用には監督自身の強い意向が働いているとみられるようだ。

今季3位でフィニッシュした巨人だが、阿部監督の続投はすでに決定。CSでは“下剋上優勝”を掲げているが、果たして結果で批判を封じ込めることができるのか。

代打として出番が訪れたとき、長野はかつての勝負強さを見せられるのか。阿部采配の真価が問われる舞台は、すぐそこに迫っていると「アサ芸プラス」が報じている。

打率1割台でもCSメンバー入り? 巨人・長野久義を呼ぶ阿部慎之助監督の「本当の狙い」 | アサ芸プラス打率1割台でもCSメンバー入り? 巨人・長野久義を呼ぶ阿部慎之助監督の「本当の狙い」 | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部