2025/10/8 14:54

『ドラマ』視聴率3.6%、35年ぶり主演も「大失敗」

沢口靖子

記念すべき第1話の平均視聴率は世帯6.5%、個人3.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)となり、前作の『明日はもっと、いい日になる』を下回る結果に。

これまで、上戸彩、沢村一樹が主演を務めて高視聴率を記録した「絶対零度シリーズ」の最新作としては、幸先の悪いスタートとなった。『絶対零度~情報犯罪緊急捜査~』は「絶対零度シリーズ」の5作目となり、沢口にとって35年ぶりとなるフジテレビでの連ドラ主演作。今年60歳になった沢口が、初めて月9主演を務めることで話題を集めたが、視聴率を獲得できなかった。「フジテレビは、テレビ朝日系『科捜研の女』でシニア層から人気の沢口さんを起用し、世帯視聴率を上げようと考えていた。なのに、蓋を開ければ、前作より初回視聴率が低く、大失敗だと言える。
初回放送は、テレ朝の刑事ドラマの雰囲気を感じる場面が多く、月9で放送する意味がよくかわらなかった。
黒島結菜さんが演じる調査官とのやり取りは『科捜研の女』を連想させ、『絶対零度シリーズ』のファンは戸惑っていることでしょう」(民放関係者)

失敗のにおいがプンプンする『絶対零度』新作だが、ストーリーも、とあるドラマと似ていると話題だ。
ドラマの舞台は、情報犯罪の犯人を追いかける「情報犯罪特命対策室(通称・DICT)」で、特殊詐欺やサイバーテロなどを取り扱う組織。

この設定が夏ドラマとしてテレビ朝日で放送された『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』とソックリなのだ。

大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒がトリプル主演を務めた『大追跡』は、「SSBC=捜査支援分析センター」が舞台で、凶悪事件の犯人を防犯カメラや位置情報などを使用して追い詰めるドラマ。

情報を分析して犯人を追い詰める捜査方法が、『絶対零度』と非常に似ているのだ。

「組織の形態が違うとはいえ、『大追跡』も『絶対零度』もやっていることは同じ。それどころか、『大追跡』の方が警視庁の分析・追跡捜査の専門部をしっかり取材していて、見ごたえのあるドラマだった。
『絶対零度』はすべてが中途半端な印象で、初回放送を見た限り、劣化版『大追跡』という雰囲気がある。
近年のドラマは、よほどのことがない限り、視聴率が右肩下がりになっていくので、『絶対零度』も離脱者が増え、大失敗する可能性が高くなっています」(同)
ここ最近の月9ドラマは、中井貴一と小泉今日子の主演作『続・続・最後から二番目の恋』が話題を集めた。同年代の沢口の主演で高視聴率が期待されていたが、『絶対零度』ではその夢は叶わなそうだ、と週刊実話WEBが報じた。

沢口靖子の月9『絶対零度』テレ朝を意識しすぎて低視聴率で大コケへ/サマリー|週刊実話WEB沢口靖子の月9『絶対零度』テレ朝を意識しすぎて低視聴率で大コケへ/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部