『ロッテ』球団の内部情報「やばいだろ」ネット騒然「球団はどういうつもりなんだろう」

5日に千葉ロッテマリーンズ監督退任が発表された吉井理人氏が7日、自身のAmeba公式ブログを更新。さりげなく綴った“ある1文”に驚きの声が上がっている。
吉井氏は23年から指揮を執り、同年2位、24年3位と2年連続Aクラスに導く。しかし、今季は17年以来の最下位に沈み、辞任。サブロー1軍ヘッドコーチが新監督に就任する。
5ヶ月ぶりにブログを更新した吉井氏は「今シーズンは、序盤からうまくいかず残念な結果になってしまいました。選手、スタッフは頑張ってくれたのですが、わしの力が足りず申し訳なく思っています」とつづる。
それぞれのシーズンに色があり「楽しい3年間でした」と振り返る。2年目まではそれなりの結果を残し、「シーズン後半やCSでのプレシャーのなかでの経験は、選手を大きく成長させたと思っています」とコメント。
「それと同時に、やり繰りでの戦いでは、優勝するには限界があると感じました。優勝するには、新しいヒーローが必要でした。そういう意味で、若手選手に突き抜ける成長をさせられなかったのは残念に思うし、申し訳なく思っています」と記す。
ただ、「新芽はたくさん出てきています」と言い、「まだ、土からほんの少し顔を出しただけですが、大きく伸びる可能性は大です。(もう少し、水やりをしていたかったが)」と若手の活躍に期待した。
また、「野球は心理のスポーツで、この3年間、チームのスポーツカウンセラーが選手たちの話を聴き、多くの気づきを引き出してくれたことも大きかったです。(来季は心理部門を廃止するらしいが)」と裏話も披露。「書きたいことは尽きないのですが、このあたりでやめておきます」とし、ロッテに関わる全ての人に感謝の気持ちを伝えた。
ロッテは22年から、球団本部内にコーディネーター部門を新設。「1、2軍監督、コーチと状況共有、全選手の状態、課題把握」「チームとフロント、その他のスタッフとの調整」などが役割で、当時吉井氏はピッチングコーディネーターに就任していた。
SNS上では「心理部門廃止」が話題になり、「吉井さんのブログ、ここやばいだろ」「吉井さんのブログ見たら来季から心理部門を廃止するというサラッとヤバい発言されてて横転」「球団はどういうつもりなんだろう」「現代の強いチームにメンタルトレーナーは必須ではないかと思う」との声が。
一方で「必要としてた監督が辞めて、結果がともわなかった部署を解散させるのは企業として普通だと思うんやが」「選手のスポーツカウンセラーへの依存とかあるのかなと思ったりもした。監督やコーチの言うことを聞かずにスポーツカウンセラーの意見しか聞かないとか」との書き込みも見受けられた。
選手らにとって重要と言える部門の廃止方針。正式発表されていないが、最下位だったこともあり大きな波紋を呼ぶのは当然だと筆者は感じた。球団の今後の動向に注目が集まるとSirabeeは報じている。
編集者:いまトピ編集部