FW古橋亨梧、話題にすら上がらない

サッカー日本代表は国際親善試合の2連戦(10日パラグアイ代表、14日ブラジル代表)を迎えるといい、来年の北中米ワールドカップ(W杯)に向けて、南米の強豪国は現在地を知るために格好の相手になるが、日本代表は主力にケガ人続出。選ばれた選手はアピールのチャンスが広がる一方、ワントップ争いで蚊帳の外に置かれているのは、FW古橋亨梧だという。
これまでFW上田綺世、FW小川航基の対抗馬として注目されていたが、今回メンバー入りはならなかったようで、その大きな原因は、所属クラブでの不調のようだ。
古橋は2021年シーズンからセルティック(スコットランド)に加入すると、公式戦通算167試合で86ゴールを記録。大エースとしてチームに君臨。
それでも2022年カタールW杯では、本大会のメンバーから落選。次の大会でリベンジを誓い、今年1月にスタッド・レンヌ(フランス)に移籍してステップアップを果たしたという。移籍金1000万ポンド(約19億円)と注目度も大きかったが、リーグ戦6試合ノーゴールと苦汁を味わうはめに。フランスの水が合わなかった古橋は、事実上の戦力外で今季からイングランド2部に昇格したバーミンガムに活躍の場を求めたが…。
「試合出場の機会は増えましたが、リーグ戦9試合で0得点。開幕戦でループシュートがゴールネットを揺らしたが、ファール判定で幻になったのは悔やまれるところ。そこから波に乗れず、バーミンガムも移籍金1000万ポンドを費やしているだけに、サポーターのイライラは募り、メディアのバッシングも激しさを増しています」(サッカーライター)
クラブで結果を残せていないことで、日本代表のサポーターの間にもある変化が起きているといい、前出のライターは
「セルティックでの大活躍が記憶に深く刻まれているため、古橋が代表落ちすると、毎回のように『古橋待望論』が沸き起こりました。批判のホコ先は、起用しない森保一監督に向けられることもありましたが、古橋の現状に、根強いファンもお手上げ状態。今では話題にすら上がらなくなってしまいました」
と語る。悩めるストライカーはイングランドで再生し、日本代表のワントップ争いに加わることはできるのだろうかと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部