2025/10/12 09:06

【巨人、同時引退か】

野球

千葉ロッテマリーンズ退団が発表された澤村拓一が、早くも来季の所属先を内定させたという。ドラフト時に“他球団なら指名拒否”を貫いてまで入団した読売ジャイアンツだ。
今季最下位のロッテは大ナタを振るっており、澤村も“血の入れ替え”の対象になった形だ。

本人は現役続行を望んでいるが、20試合登板で6ホールド、防御率3.93の37歳右腕は主力としては心許ない。

だが、古巣巨人は“最後の舞台”の演出も兼ねて、澤村を迎え入れることを決めたという。

巨人は阿部慎之助監督が中央大出身で、後輩にあたる澤村とは名コンビで知られた。

2012年のCSで見せた“鉄拳制裁”は名シーンとして語り継がれ、阿部監督の引退試合でも再現されたほどだ。

「こうした監督の個人的な“借り”や入団経緯を考慮し、球団は澤村に巨人復帰→引退セレモニーの場を用意したわけです。
同じことは、広島から巨人に復帰した長野久義にも言えます。一時は放出しましたが、巨人愛を示した選手は最後に優しくするんですよ」(同)

古巣復帰だけでも驚きだが、実は、巨人側にはさらなるプランがある。真の狙いは“華の88年組トリプル引退セレモニー”だというのだ。

「坂本・田中の同時引退は、球団にとって、どの試合よりも集客が見込めるドル箱。そこに澤村も加え、さらに盛大に演出する狙いです。
引退試合でショート坂本、先発田中、抑え澤村なんて起用すれば、語り継がれる名シーンになるでしょう」(野球解説者)

前例もある。巨人は2001年、長嶋茂雄監督の勇退に合わせ、かつてのエースだった斎藤雅樹・槙原寛己、正捕手の村田真一も引退するセレモニーを行った。

これは、原辰徳監督へとバトンを引き継ぐ世代交代ショーとしても記憶に残ったが、“88年組”がこれを踏襲すれば、さらに語り継がれる名シーンになると、週刊実話WEBが報じている。

ロッテ退団の澤村拓一、巨人復帰か 球団が描く“88年組トリプル引退セレモニー”構想/サマリー|週刊実話WEBロッテ退団の澤村拓一、巨人復帰か 球団が描く“88年組トリプル引退セレモニー”構想/サマリー|週刊実話WEB

編集者:いまトピ編集部