【注意喚起】『焼き芋』炊飯器を使った絶対NG「最悪火事に」

焼き芋、それは秋の味覚の絶対王者。その魅力に抗える人間など、存在するだろうか(いや、しない)。
だが現在X上では、そんな焼き芋を家庭で作る際の恐ろしい注意点に「知らなかった…」と、驚きの声が上がっているのだ。
注目を集めているのは、「八百屋歴14年」という野菜系インフルエンサー・青髪のテツさんが投稿したポスト。
「焼き芋は…炊飯器で焼かないでください!!(×3回)」と綴られた投稿にて、青髪のテツさんは「SNSで流行っていますが、炊飯器メーカーが『やらないでください!』と発信しています」と、呼びかけている。さらに、その危険性について「調理機能のない炊飯器だと故障や焦げ付き、空焚きの危険があり、最悪火事になるリスクもあります」と、強調していたのだ。
こちらのポストは瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「知らなかった…」「ちょうど今日、焼き芋を作ろうと思っていました」「焼き芋屋さんで買うことにします」などの声が寄せられている。
…と、ここで気になるのが、ポスト本文にある「炊飯器メーカーが調理しないよう呼びかけている」という点。
このように呼びかけているメーカーも見られるが、一方で「炊飯器での焼き芋作り」をアピールするメーカーも散見されるのだ。これには「調理機能」の存在が、大きく関係しているものと思われる。
そこで今回は、タイガー魔法瓶に「炊飯器での焼き芋作り」について詳しい話を聞いてみることに。その結果、驚きの事実が多数明らかになったのだ。
炊飯器に搭載された通常の炊飯メニュー(白米や玄米)の特徴について、タイガー魔法瓶の担当者は「通常の炊飯メニューはお米を炊くことに特化しており、吸水→昇温→炊き上げ→蒸らしという工程で、中の水が蒸発するまでグツグツ煮込んで加熱していく動作になっています」と、説明する。
そのため、基準と異なる水の量や材料を入れると、水が早く蒸発して内なべが焦げる恐れがある他、圧力式の炊飯器では炊くときの圧力で中の材料が吹き出す危険性もあるのだ。
こうした点を指摘し、「さつまいもの調理で、通常の炊飯メニューを使用するのはお止めください」と、注意を喚起している。「炊飯器の『調理』メニューで作れる『おやついも』のレシピをご用意しております。輪切りにしたさつまいもを『調理』メニューで10分加熱し、1時間保温しておけばできあがりです。水も入れているため、焦げ付かず、美味しく調理して頂けます」と、その美味しさと安全性について語ってくれた。
こちらのメニューは、クックパッドのタイガー魔法瓶のページにも、水をしっかり入れて作る「炊飯器で甘〜くなる!ホクホク♪おやついも」として紹介されているので、ぜひチェックしてほしいと、Sirabeeが報じた。
編集者:いまトピ編集部