【Snow Man、すごい】

STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)所属タレントが出演する民放の秋ドラマ(ゴールデン・プライム帯、深夜帯含む)が初回放送を迎えた。今回、STARTO勢はゴールデンタイム(午後7~10時まで)での主演作はなく、Snow Man・岩本照、timelesz・松島聡、橋本将生らが午後11時台や深夜枠で主演を務めている。この記事では、民放公式テレビ配信サービス・TVerの「お気に入り登録数」ランキングをもとに、視聴者の反応などを紹介していきたい。
STARTOタレント出演の秋ドラマで最もTVerの「お気に入り」登録者数が多かったのは、妻夫木聡が主演を務める「日曜劇場」枠の『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)。10月22日午後7時点(以下同)のお気に入り数は77.3万だった。同作は、競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた大人たちの奮闘を描いた20年にわたる壮大なストーリー。早見和真氏の小説『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫)が原作で、妻夫木、Snow Man・目黒蓮、松本若菜、安藤政信、小泉孝太郎、黒木瞳、沢村一樹、佐藤浩市ら豪華キャスト陣が名を連ねている。
その中で目黒は「物語の鍵を握る人物」だと発表されていたが、初回はナレーションでの登場だったため、視聴者からは「まさか、めめ(目黒の愛称)の心地良いナレーションを聞きながら見られるなんて思ってなかった。競馬の知識が得られるし、初回から泣かされた」「初回で彼をナレーションで使うとか、予想を上回ってきた!」と驚きのコメントが上がったほか、「目黒くんのナレーション、違和感なく入ってきた。次回以降、目黒くんの役柄も含めて楽しみ!」などと期待の声が寄せられていた。
ちなみに、2話(10月19日放送)が放送された後でも、ドラマ公式サイトの「相関図」や「キャスト/スタッフ」ページでは目黒の役名が明らかになっておらず、「???」という表記になっている。
続いて、お気に入り数で76.7万を獲得している『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)が2位にランクイン。こちらは、間宮祥太朗と新木優子がダブル主演し、SixTONES・森本慎太郎、深川麻衣、戸塚純貴、剛力彩芽らが出演。同窓会で集まった小学校の同級生が掘り起こしたタイムカプセルから児童6人の“顔”が塗りつぶされた卒業アルバムが出てきたことを発端に、次々と起こる同級生の不審死の謎に迫っていく物語だ。ドラマ公式サイトでは「容疑者は同級生。真犯人は誰だ――? ノンストップの考察ミステリー」(原文ママ、以下同)とPRしている。
森本は6人のうちの一人・ターボー(小山隆弘)役を演じており、「慎太郎の演技、良かった! 目に光がない、表情は作り笑い……怪しさ満点だった」「慎太郎の演技が凄まじかった。しゃべり始めた途端に空気が変わったし、声色とか目の演技がやっぱりうまい」と好意的な声が寄せられている。
なお、作中ではターボーが小学生時代に作った童謡「森のくまさん」の替え歌に登場する人物が毎話ごと順に犠牲となっており、次は彼の番だとみられるため、「2話でターボーが怪しいなと思ったけど……次回がハラハラする。ターボー、どうかご無事で」と、彼の身を案じる人もいるようだ。
このほか、3位(73.6万)はSnow Man・向井康二が出演する『フェイクマミー』(TBS系、波瑠と川栄李奈がダブル主演)で、4位(72.0万)には同じくSnow Man・岩本が主演の『恋する警護24時 season2』(テレビ朝日系)が入った。1位の『ザ・ロイヤルファミリー』には及ばなかったものの、Snow Manメンバーの出演作がいずれも70万台で上位にランクイン。人気の高さを見せつけている。
向井といえば、レギュラーを務めるバラエティ『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)の企画で、「マッサマン」というヒーローキャラクターに扮し人気を集めているだけに、SNS上では「向井くん、違和感なくサラッとドラマに馴染んでいてびっくり。こんなナチュラルに演技ができる人だったんだ」「初めて演技を見たけど、バラエティに出てる時と全く別人になっていてすごい」と、俳優としての実力を評価する声も見受けられた。
続いて岩本主演の『恋する警護24時 season2』は、2024年1月期に放送されたドラマの続編。ヒロイン・岸村里夏役の白石麻衣や、なにわ男子・藤原丈一郎、今野浩喜、松下由樹ら、おなじみのキャストが続投。さらに、無骨でストイックなボディガード・北沢辰之助(岩本)の新たなバディ・三雲千早役として成海璃子が初参加している。
一方、今期はtimeleszメンバーの主演ドラマが2作あり、松島が俳優・白洲迅とのダブル主演作『パパと親父のウチご飯』(テレビ朝日系)で、ヤンキー系柔道整復師・千石哲を演じている。同作では、新メンバーオーディションを経て今年2月にtimeleszに仲間入りした猪俣周杜が初の連続ドラマ出演を果たしており、千石が営む接骨院の新アルバイト・阿久津竜也役に抜てきされた。
そして、同じく新メンバーの橋本は、『ひと夏の共犯者』(テレビ東京系)で、連ドラ初出演にして初主演を射止めた。“推しアイドル”(恒松祐里)との同居から、ある殺人事件に巻き込まれる大学生(岩井巧巳)という難しい役どころに挑戦しているが、「本当に連ドラ初出演? という仕上がり。目の演技が本当に良い」「将生は演技が向いてると思う」「連ドラ初出演、初主演とは思えない。たくさん努力したんだろうな。恒松さんの演技も、それについていく将生もすごかった」と概ね好評だ。
なお、TVerのお気に入り登録数は『パパと親父のウチご飯』が44.2万で8位、『ひと夏の共犯者』は32.1万で12作中、10位に入った。
詳しくはサイゾーウーマンがまとめている。
編集者:いまトピ編集部