年内放送分をもって終了へ「降板申し入れ」こんな形での終了は残念

ここ最近は、和田アキ子の暴言、妄言の数々が批判の的となり、その都度、炎上してきた「アッコにおまかせ!」(TBS系)。11月2日の放送終盤、和田から発せられたのは、ひと区切りの報告だった。
「『アッコにおまかせ!』はおかげさまで先月、40周年を迎えました。私はずっと前から、この番組に関しては、自分なりにしっかりと区切りをつけたいと思っておりました。そして40周年を目標にしておりましたが、迎えることができて、あ、これがいちばんいいタイミングだなと思って今日、発表させていただきます。『アッコにおまかせ!』は来年の3月をもって、終了とさせていただきます」
個人的にはそんな和田の失言込みで楽しんでいたので、番組の終了は少々残念。それは他のレギュラー、準レギュラーの出演者も同じだろう。なにせこれが終わったら、峰竜太は「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)ぐらいしかレギュラーがなさそうだし、松村邦洋なんて、もうラジオでしかお目に(お耳に)かかれなくなりそうだもの。
さらにこの2日前のには「酒のツマミになる話」(フジテレビ系)が年内放送分をもって終了することを、MCの大悟(千鳥)が別撮り映像でアナウンス。
「ノブとも話し合った結果、『酒のツマミになる話』やめまーす。やめるんですが、何本かはもう収録してますんで、その時に出ていただいたゲスト、そして芸人は一生懸命、面白い話をしてくれています。なので、それは今まで通りお楽しみください。今日も当然。はい、それでは。面白くなければテレビじゃない! フジテレビ」
コトの発端は、10月24日の放送予定の回だ。出演者たちがハロウィンに絡めてコスプレする中、大悟が「白Tシャツを着た金髪のマッチョ」という、明らかに松本人志(ダウンタウン)を意識した扮装をしていたことを、上層部が問題視。直前になって急遽、過去回の再放送に差し替えたところ、これに不満を持った大悟が番組降板を申し入れ、収録済み分の放送をもっての番組終了となったようだ。
そりゃ、松本を想起させる扮装に嫌悪感を抱く視聴者はいるだろうが、そもそもハロウィンのコスプレなんて、ゾンビやらモンスターやら、本来なら目を背けたくなる化け物に扮するもの。松本のコスプレなんて、むしろ洒落が効いてると思う。
いずれにしても、芸人としての矜持を通し、過去のフジテレビのスローガンをモジって締めた大悟には、賛辞の声が多く上がっていた。
かく言う私も、松本の代役以上の存在感を示す大悟の方が好印象で、以前よりも楽しく見ていただけに、こんな形での番組終了は残念でならない。
ただどうやら、話はこれで終わりではなく、本件によって、フジテレビと吉本興業の関係が悪化している、との噂が出ているようで。今後、両社の関係がこじれたら、フジテレビとしては芸人枠を他事務所に委ねるしかなくなる。ワタナベエンターテインメント所属のハライチなんかは、さらに重用されるかもしれない。
となると、ずっと「終了」が噂されている「ぽかぽか」(フジテレビ系)なんかはむしろ、当分続くことになるのだろうか。あれこそ今すぐ終わってもらって、いっこうに構わないのだが…とアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部

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