『番組』オンエアする必要あったか?シーンに賛否「おかしい」

ここ数年、バラエティ番組の収録中に出演者がトイレに立つ場面が「笑いのネタ」として扱われるケースが増えているが、その生理現象をめぐる演出にまたしても賛否が巻き起こっている。
お笑いコンビ・かけおちの青木マッチョが11月4日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)に初出演。元消防士の筋肉芸人という肩書で徐々にメディア露出が増えてきた青木としては、今回の番組でも爪痕を残したかったはずだが、思わぬ形で話題を集めることになった。
9月に開催された世界陸上の男子3000m障害で8位入賞を果たした三浦龍司選手が練習中などに聴く音楽について話していたところ、後方に座っていた青木が突然立ち上がり、「本当に申し訳ないんですけど、お手洗いに失礼してもいいですか」と申告。苦悶の表情を浮かべて「すみません、すみません」と繰り返しながら、スタジオを後にしたのだ。
突然の出来事に番組MCの明石家さんまも思わず「え?なんや?」と戸惑っていたが、青木の隣に座っていた武井壮は「10分前ぐらいから『武井さん、もうそろそろ限界です』って」と明かし、青木が悶え苦しんでいたことを説明した。
トイレを終えた青木が笑顔で戻ると、さんまは「大丈夫やったか?」と優しく声をかけ、青木も「セーフです…」と返答。スタジオは温かな笑いに包まれた。
「これまでにもトイレを我慢しきれず途中退席した芸能人は少なくありません。モデルのマギーはデビューしたての頃、収録中に限界を迎えて汗が止まらなくなり、誰にも言えず逃げ出してしまったと告白しています。タレントの鈴木奈々も、2016年放送の情報番組『スッキリ!!』(日本テレビ系)の生放送中にコメントを求められるも、しどろもどろな受け答えに。この異変に気付いたMCの加藤浩次が『トイレしたいの? 大丈夫、大丈夫、行ってきな』と助け舟を出し、鈴木は下腹部を押さえながら途中退席しました」(エンタメ誌ライター)
ただ、生放送はともかくとして、こうした場面が放送されるたびに視聴者の反応は割れており、面白ハプニングととらえる声もあれば、「トイレは生理現象じゃん。笑いにするのはおかしい」「いちいちオンエアする必要あるの?」という否定的な意見も少なくないと、アサジョが報じている。
編集者:いまトピ編集部
