2025/11/12 09:30

佐々木朗希「日本でちゃんとやってなかった」指摘

佐々木朗希Amazon

元西武ライオンズ選手の森繁和氏が11月10日、テレビ愛知のYouTubeチャンネル『TVAスポーツ』に出演。ロサンゼルス・ドジャース佐々木朗希が今シーズン苦しんだ要因を分析した。

森氏はポストシーズンでクローザーとして起用され、一定の結果を出した佐々木について「リリーフで使うのは大賛成。やったことのないことをまずやらせないと」とデーブ・ロバーツ監督の判断を支持する。

一方で、「それを日本でやっておかなければいけなかったんだけど。そういうことをしなかったことを、(ロバーツ監督が)やってくれた」と話し、活躍ぶりを評価。

来年以降には、「(シーズン序盤に)期待を外しながらも、最終的に戻ってきてワールドシリーズに来たってことは、まず来年が楽しみでしょうね。来年はまた先発に行くでしょうから」と語った。

シーズン序盤に佐々木が先発としてフォアボールを連発するなど活躍できず、右肩インピンジメントで離脱したことについて森氏は「日本でそれだけのこと(MLBに対応した練習)をちゃんとやっていたのかといったら、やっていなかったと思う」と指摘。

ロッテ時代、かなり間隔を開けて投げていたことに触れ、「メジャーに行ったんだったら、メジャーのやり方をできるような状態で行かないと」と日本時代の起用法を疑問視した。

リリーフで復活した理由については「ドジャースの場合は、下からやり直して良くなって、1イニングからのスタートで。これは日本でもやるべきことだったのではないかなとは俺は思う」と分析。

来季の起用法には「リリーフは連投で毎日入らないといけないでしょ。だったら、どっちが良いかと言われたら、 中4日で100球のほうが俺は向いてると思う」と先発起用を推奨していた。

来季の起用法は未定だが、先発陣は有力選手が揃っているだけにクローザーもあり得る状況。ドジャースはメッツのエドウィン・ディアスやパドレスを退団した元阪神ロベルト・スアレスらクローザーを補強するという情報もあり、有力な抑えが加入した場合は、先発としてプランも考えられるとSirabeeは報じている。

ドジャース佐々木朗希が“先発投手”で成功しなかった理由 森繁和氏が持論「日本でちゃんとやってなかった」 – Sirabeeドジャース佐々木朗希が“先発投手”で成功しなかった理由 森繁和氏が持論「日本でちゃんとやってなかった」 – Sirabee

編集者:いまトピ編集部