1月4日に引退試合「対戦相手」正式決定
来年の1・4東京ドーム大会で引退試合を行う「新日本プロレス」棚橋弘至の対戦相手が、リングに金の雨を降らせる“レインメーカー”こと、オカダ・カズチカに決まった。
11月8日の愛知・安城大会で、メインイベントの棚橋―Yuto‐Iceとの試合後、米プロレス団体「AWE」で活躍するオカダ・カズチカが外道と2人で電撃登場。引退試合に名乗りを上げ、大舞台での戦いが正式決定となった。
昨年1月に退団するまで、オカダは新日本プロレスの絶対王者として君臨。暗黒期からV字回復するまでの最中、エースの棚橋とは何度も名勝負を繰り広げ、対戦相手として申し分なかった。
とはいえ、ファンの間にあきらめきれないような思いが渦巻いているのが、棚橋と、彼の永遠のライバルで、米プロレス団体「WWE」を主戦場にする中邑真輔との引退マッチだ。何しろオカダとの対戦が決定した直後には、「中邑真輔」もトレンド入りするほど、期待は大きかった。
「当初、対戦相手として本命視されていたのは中邑だったんですが、新日本はAWEと提携していることもあり、ライバル視しているWWE側のゴーサインが出なかったようです。本来であれば、9月末に歌舞伎町シネシティ広場での公開記者会見や、11月4日に都内で会見を開いた時に、大々的に引退試合の相手を発表する予定もあったそうです」(格闘技ライター)
交渉がもつれている、という情報はプロレス関係者の間にも広まっていた。安城大会後のバックステージで棚橋は、「若い選手を迎え撃つっていうのも(候補に)あったけど」と、裏話を明かしてもいた。実際、中邑、オカダもNGなら、「C案」として棚橋―若手も進められていたと、前出・格闘技ライターは解説する。
「多忙なオカダが引き受けてくれるかどうかもわからない状況下では、新日本の若手との引退試合が急浮上したそうです。ただ、そうなると今度は、誰がふさわしいのかという問題にブチ当たった。棚橋の功績が大きすぎるゆえ、棚橋本人も、ファンも納得する選手はいません。仮に引き受けても『後継者』のように扱われ、若手のレスラー人生を左右することになり、こちらも難航したのです」
最終的にオカダ・カズチカという黄金カードに決まり、「終わりよければすべてよし」といったところかとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部

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