マツコ・デラックスに宣戦布告

テレビへの辛口な考察が好評の元放送作家・長谷川良品氏が、マツコ・デラックスに宣戦布告である。
コト発端は、11月2日放送の「週刊さんまとマツコ」(TBS系)だった。明石家さんまが、最近は若いディレクターがYouTubeに移行していることを示唆。これにお笑いタレントの永野が反応し、「裏切者ですよ。今まで世話になったのを急にオールドメディアとか言い出して」。するとマツコがこう口にしたのである。
「YouTubeで『元放送作家です』とか、元ディレクターです、とかみたいに出て偉そうなこと言ってるヤツら、顔を見たこともねぇよな」
特定の人物を名指ししたわけではないが、これに長谷川氏が憤激。「お前らなんて顔も見たことがねぇ」といった論調は人格否定にすぎず、もはや愚弄と捉えて、
「手加減なし。反論させていただきます」
自身のYouTubeチャンネル〈長谷川良品「テレビ悲報ch」〉の11月12日の動画でそう言うと、さっそく口撃を開始したのである。
「『ねぇよな』などと口汚く罵り、批判をされていましたが、マツコ氏のようなお偉い芸能人が『顔も見たこともない輩はテレビを語る資格がない』ということを、暗に仰っているんでしょうか。つまり、テレビを語ってもいい、語ってはダメな基準は、マツコ氏の認知に委ねられている。マツコ氏が知っているかどうか、なわけです。であれば、なんとも怖い話です。同局で放送される『マツコの知らない世界』は成立しません。なにしろ、マツコさんの知らない人間は全て信頼性に欠ける、うさん臭くてデタラメな人間になってしまいます。『ザ!安心安全なマツコの知っている世界』にでも改名しましょう」
長谷川氏は「長谷川大雲」名義で、マツコが司会のバラエティー番組「㈱世界衝撃映像社」(フジテレビ系、2010年10月~2011年3月)に、放送作家として関わっていた。長谷川氏は憤懣やるかたない様子で、さらに言う。
「そもそもディレクターではありませんので、演者の方と密接に関わるわけではない。いずれにしても、私のようにテレビの片隅に身を置かせてもらっていた底辺の人間のことなど、知らなくて当然。ただし、演者の方々からしたら、見たこともないような数多くの裏方によって番組は支えられている、ということを…、番組の主役というのはなにも芸能人の方々だけではありません。それぞれがそれぞれの思いを抱え、番組を懸命に支えている主役のひとりなんですよ」
これまでマツコ擁護的なスタンスをとってきた長谷川氏だったが、今後については、
「ぐうの音も出ないほど辛辣なマツコ批判を、今後は展開していきたいと思います」
テレビで重宝されてきたマツコとのガチバトルは、どんな展開を見せるのかとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部
