『ドラマ』視聴率は個人6.0% 世帯10.4%「いろんな面を学べる」「さすがのクオリティ」
Amazon 2025年10月期のGP帯連続ドラマが続々とスタートし、初回の平均個人視聴率が出そろった。
GP帯連続ドラマの視聴率トップは、TBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」で放送中の『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)で、初回の平均視聴率は個人6.8%、世帯11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった。
10月19日放送の2話も、視聴率は個人6.0%、世帯10.4%と2桁台をキープしており、ネット上の視聴者からは、「競馬のことも馬のことも全然知識ないけど、おもしろい!」「ナレーションで補足説明してくれてありがたい」「人の繋がりのドラマに感動し、お仕事ドラマとして競馬のいろんな面を学べる」「さすがの日曜劇場クオリティ」などと概ね好意的な意見が寄せられている。
ドラマライターの北村有氏は、同作が支持されている理由を以下のように分析する。
「王道の日曜劇場枠でありながら『競馬』というニッチな題材を“ギャンブル”ではなく“ビジネスと血統のドラマ”として描き直した点に、人気の理由があるように思います。競馬は実況者が状況を伝えてくれるため初心者でも臨場感を共有しやすく、レースの勝敗がそのまま企業の命運に直結する構図は、ドラマとしての緊張度を極限まで高めていると感じました。さらに、馬個体の生き方を尊重する調教師と勝利至上主義の馬主という対立構造が、『何をもって“成功”とするのか』という普遍的テーマを浮かび上がらせています。妻夫木をはじめ、佐藤浩市、沢村一樹ら信頼度の高い俳優陣と、BGM・演出の巧みさが重層的な感情の波を生み、視聴者を毎話“クライマックスへ向かう高揚感”で包み込む点も人気の大きな要因ではないでしょうか」
と、サイゾーオンラインが報じている。
編集者:いまトピ編集部

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