【初訪問】「天下一品」跡地の「伍福軒」全体の味わいとしては、かなり…

今年6月に大量閉店した「天下一品」の跡地に次々と店舗をオープンさせ、ラーメンマニアの間で大きな話題となった「伍福軒」。そんなチェーン店が11月18日から冬季限定の「味噌ラーメン」を販売開始したということで、初訪問してきたという。
「伍福軒」は「東京背脂黒醤油ラーメン」を看板にしており、その真っ黒なスープや背脂は、京都発祥の「魁力屋」や「新福菜館」に似ているとされているが、味噌はどんな仕上がりになっているのだろうか。今回、発売されるのは味噌と辛味噌の2種類で、それぞれバターコーンをトッピングした商品が用意されているとのこと。
筆者は「味噌バターコーン」(並1150円)と、ここのもうひとつの名物だという「黒ヤキメシ」(並760円)を注文したというが、手違いで「辛味噌バターコーン」(並1250円)が提供されたという。
「辛味噌バターコーン」は固形の背脂、液体油、バターがスープに溶け出して油膜を張っており、中はかなりの熱々。ひと口飲んでみると、甘めの味噌とバターのコクがあいまって、まろやかな味わい。かと思いきや、たっぷりと振られた唐辛子の刺激が遅れてやってきて、しっかり辛いという。甘みと辛さ、油のパンチのどれもが強烈であり、全体の味わいとしては、かなり濃厚のようだ。
麺は中細のストレートで、硬さを普通に指定したが、少し柔らかめに感じたという。すすり心地はかなり滑らかで小麦の風味が良く、スープとの相性はいいとのこと。薄切りにされたチャーシューは歯応えのある昔懐かしさを感じさせるもので、噛みしめるたびに豚の旨味が溢れてくる。コーンは思ったよりも少なく、穴あきレンゲの用意もなかったので、ほとんど食べた感がないのは残念だったと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部
