『関西国際空港』第一ターミナル、不満

2026年に第一ターミナル（T1）の全面改修完了を予定している関西国際空港。豪華さと施設の豊富さが際立つ一方、快適さがいつしか利用者のストレス源になりつつあるようだ。

ピーク時間には保安検査、免税店、飲食店に長蛇の列。早めに空港に到着しても、気がつけば行列に追われ、出発時刻が迫って焦るといい、しかも2025年から始まったT1の大規模リニューアル後も混雑の構図は変わらず、「むしろリニューアル前より混んでない？」という不満さえ飛び出すほどだとのこと。

こうした「T1疲れ」の中、静かに支持を集めているのが、LCC専用の第二ターミナル（T2）だという。2025年８月からは国内線エリアの全面改修がスタートし、自動手荷物預け機やスマートレーンの導入、待合エリアの約20％拡張など、利便性強化が進む予定。

「T1では出発３時間前に来てもずっと並んでいたのに、T2だと２時間前で十分、余裕がありました」（利用者）

T2の魅力は、見た目ではなく効率だという。動線が短く、施設が必要最小限に整理されているため、保安検査から搭乗までの流れが速く、豪華さよりもストレスの少ない移動を求める利用者にはぴったりだという。

もちろんT2にも弱点はあるようで、駅から遠く連絡バス移動が必須、建物が質素などの課題が残るが、「行列疲れ」「混雑のストレス」を嫌う旅客にとって「T2＋LCC」の組み合わせは、現実的な逃げ道になっていると「アサ芸プラス」が報じている。

関西国際空港「ストレスだらけの第一ターミナル」に見切り！「LCC専用」第二ターミナルへの「逃避組」が急増中 | アサ芸プラス