地質の千葉時代「チバニアン」誕生へ前進 森田知事「喜ばしい」・市原市長「見守りたい」

 77万年前から12万6千年前の地質時代が千葉時代を意味する「チバニアン」と命名される見通しとなりました。地質時代に日本にちなんだ名称が付けられれば初のケースとなります。

 市原市田淵の養老川沿いの崖には、77万年前の地磁気逆転地層「千葉セクション」があります。茨城大学や国立極地研究所などのチームは今年6月、この千葉セクションを地質時代の境界を示す「国際標準模式地」に認定するよう国際学会に申請しました。

 この申請について国立極地研究所は13日、国際学会の1次審査を通過したと発表しました。千葉セクションのほかにイタリアにある2か所の地層の申請書がそれぞれ提出されていて、今後も審査は続きますが、結論が覆った前例はほとんどないということです。

 このため、来年中にも77万年前から12万6千年前の地質時代が千葉時代「チバニアン」と命名される見通しです。これについて森田知事は「チバニアン命名に向けて大きく前進したことは大変喜ばしい。県民の新たな誇りになるとともに、千葉の魅力を世界に向けて発信できる絶好の機会となる」として、今後の審査の行方に期待するコメントを発表しています。

 また、地元市原市の小出市長も「期待を込めて見守りたい。世界的に希少な地層を保存保護、活用していくため、まずは国の天然記念物指定に向け必要な事務手続きを整えたい」とコメントしています。
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