ミャンマーから2度逃れた〝ダブル難民〟軍事政権打倒デモで来日→民主化で帰国→クーデターで再来日 【あなたの隣に住む「難民」②】
「日本に逃れたのは2回目。私は〝ダブル難民〟だ」 横浜市の自宅アパートで、ティンウィンさん(68)は苦笑した。 ビルマ(現ミャンマー)の古都マンダレーの...
03月08日 10:30
「いまだに教義の影響から抜け出せない」山上被告の元に届く、宗教2世たちからの手紙 にじむ苦悩とトラウマ、共感も…読んだ被告も気にかける
大阪拘置所に勾留されている1人の被告の元に、見知らぬ人々からの手紙が寄せられている。「親の献金でお金がなくなった」「家族が壊れた」。そんな切実な思いをつづった...
03月07日 11:00
「レズビアンを理由に迫害を受ける恐れがある」ウガンダの女性は、かろうじて裁判で救われた 関空で「帰れ」→難民認定されず→有識者は話も聞かず【あなたの隣に住む「難民」①】
アフリカ東部ウガンダに住むマリアさん(仮名)宅に、警察官が踏み込んだ。この国の刑法は同性愛を犯罪とし、終身刑を規定している。当時30代のマリアさんは、この家で...
03月07日 10:30
「生涯をかけ、入所者の生きた証しを伝えたい」歌手・沢知恵さんとハンセン病療養所の30年 瀬戸内海の小島に歌声響かせ
瀬戸内の穏やかな波に揺られ、香川県高松市の港から船で20分ほどで、小さな島の桟橋が見えてくる。国立ハンセン病療養所「大島青松園」への入り口だ。対岸の岡山市に住...
03月06日 10:00
夜泣きは迷惑では?体調変化も心配…赤ちゃん連れや妊産婦に専用避難所 「子ども連れて徒歩でたどり着ける?」指定のホテルに体験宿泊、助産師の派遣も
災害時に妊産婦や乳幼児を専門に受け入れる福祉避難所の整備が徐々に広がっている。自治体が学校やホテルなどを避難場所に指定するほか、助産師を派遣するケースもある。...
03月05日 11:00
「被災地との温度差、苦しかった」…福島から四国に避難をした私が感じたこと 東日本大震災の経験者を訪ねたら、能登半島地震被災地へのメッセージであふれていた(3)
犠牲者が200人を超えた能登半島地震は、なお多くの住民が厳しい避難生活を続ける。3月11日で発生13年になる東日本大震災の経験者たちに当時を振り返ってもらうと...
03月05日 10:30
「この街は終わりですか」…震災直後の不安に、阪神大震災経験者がくれたアドバイスは 東日本大震災の経験者を訪ねたら、能登半島地震被災地へのメッセージであふれていた(2)
家族や親戚のだんらんを一瞬で奪った能登半島地震。間もなく発生13年となる東日本大震災の経験者たちは何を思うのか。一人一人を訪ねると、大切な人を亡くし、ふるさと...
03月04日 10:00
「お金を渡すと、彼の機嫌は良くなった」26歳の女は、82歳の男性をなぜ刺したのか 知的障害、ADHD、DV…搾取され続けた日々、裁判員は「やるせない」と表現した
2022年1月21日、東京・池袋の路上。女の被告(26)は、面識のない82歳の男性に声を掛けた。持ちかけたのは援助交際。2人はそのまま近くのラブホテルの一室に...
03月03日 10:30
「明日はパン一つ」、なじみ客の言葉に残ったお金をはたいて臨時の朝市を開くと…東日本大震災の経験者を訪ねたら、能登半島地震被災地へのメッセージであふれていた(1)
200人を超える犠牲者が出た能登半島地震から2カ月が経過した。大規模な火災で焼失した輪島朝市、長引く避難所生活や被災者への支援活動。こうした被災地の光景に思い...
03月03日 10:00
「それって陰謀論じゃないですか?」闇の国家「ディープステート」を信じる著名人一人一人に会ってみたら…どうなった?
インターネットを通じて情報が手軽に得られるようになった一方で、根拠に乏しい「陰謀論」も拡散し、人々に影響を与えている。その一つである「ディープステート」は、奥...
03月01日 10:00
終点まで丸4日をかけて北米大陸を横断 カナダの旧紙幣に描かれた看板列車、カナディアン乗車記①「鉄道なにコレ!?」【第57回】
脱炭素化が急務の中、二酸化炭素(CO2)排出量が多い航空機の利用を「フライトシェイム(飛び恥)」と呼ぶ向きもあるヨーロッパで急拡大しているのが夜行列車だ。カナ...
02月29日 10:00
市の子育て支援サイトがアダルトサイトに繋がった!? オークションにかけられる自治体ドメイン、浸透していない転用防止策
市の子育て支援サイトを開こうとしたら、アダルトサイトに繋がってぎょっとした―。中央省庁や都道府県などの自治体が過去にキャンペーンや事業などで使用していたドメイ...
02月27日 10:00
医師が明かす衝撃の実態「アフターピルを処方した女性の1割強は性被害者」 加害者に父親も…望まない妊娠、リミット72時間なのに日本だけ入手に「壁」
画面越しに見る若い女性は、ほんの少し緊張した面持ちだったという。 岡山市にある「ウィメンズクリニック・かみむら」。院長・上村茂仁さんはモニターの向こうにいる...
02月26日 10:00
能登の火葬場がほぼ使えない…葬祭関係者の知られざる奮闘 増え続ける遺体、でも「最後の尊厳だけは守りたい」
1月1日の能登半島地震から数日後、石川県薬事衛生課の出雲和彦担当課長は頭を抱えていた。 「火葬場や葬祭会社は混乱状態。霊きゅう車も足りない」 被災した珠洲...
02月24日 10:00
だるまと夜景のローカル線
【汐留鉄道倶楽部】富士山に一番近い鉄道はどこだろうか。答えは山梨県の富士山麓電気鉄道富士急行線。「富士山ビュー特急」や「フジサン特急」という名の列車が走るだけ...
02月23日 11:00
甲子園の「神整備」は土守が100年引き継いできた技術と思いの結晶だった 「グラウンドが分かるまでに10年」傾斜や土の配合にも職人のこだわり
街にまだ正月飾りが残る1月9日朝、兵庫県西宮市の甲子園球場に耕運機の稼働音が響いていた。大きな爪を回転させながら掘り返すのは、全国の高校球児が憧れる黒土のグラ...
02月23日 10:30
能登半島地震、初動対応に問題も 防災研究の第一人者は「発災からこれまで」と「これから」をどう見るか
初動対応の在り方が問われた―。神戸大名誉教授で石川県の災害危機管理アドバイザーの室崎益輝さん(79)(防災計画)は、元日の能登半島地震直後の国や県の対応を問題...
02月23日 10:00
「やる気が萎えた」全国のヘルパーが激怒、訪問介護の基本報酬がまさかの引き下げ 国の方針のウラに隠れた「ある変化」とは
国の介護保険では、介護サービスを提供する事業所や施設に支払う報酬を3年に1回、改定することになっている。今年4月はそのタイミングに当たり、厚生労働省は1月下旬...
02月22日 10:30
コロナ後遺症は「最大500万人」リスクを訴え続けてきた医師「新たな国民病」と危機感 理解不足で孤立する患者も多く、支援態勢の整備が急務
今冬に入り、新型コロナウイルス感染が再び拡大している。無症状や軽症で済む人もいるが、感染後に倦怠感や頭痛といった症状が長引く後遺症に苦しみ、退職や休学を余儀な...
02月20日 10:30
「大変な1年だった」熊と戦い続けた20代のマタギが語る「異常」 問題は人間にある「それだけ自然から遠のいたということ」
気温マイナス4度。一面の雪の中、猟銃を肩に掛けた益田光さん(29)が足元を指さした。「これはタヌキの足跡。こっちはテンですね」 益田さんはマタギだ。ここ秋田...
02月19日 10:00
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